環境省「使い捨てスプーン」 有料化検討 レジ袋有料化に続き

環境省、“使い捨てスプーン” 有料化検討… 小泉環境大臣「これからは無料でスプーンが出てこなくなる。レジ袋有料化の発展版だ!」 https://t.co/pAUMP9UPeO
— Share News Japan (@sharenewsjapan1) March 9, 2021
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この政策は正しいのでしょうか?
レジ袋の有料化の評判はすこぶる悪く、プラスチックごみの削減にどれだけ寄与しているかも疑問が多い中で、今度はスプーンですか。環境負荷を下げるためにプラ製品の需要を減らそうとする試みはわかりますが、プラごみ問題の本丸はそこなのだろうかという気がします。
spoon
スプーン・さじ
スプーン・さじ
今回は、プラごみとは関係ないのですが、spoon の変わった使い方を見ておきましょう。
spoon は「スプーン」「さじ」という基本的な意味から外れることはない単語だと思います。
ただ、面白い表現があるのでご紹介しておきます。
silver spoon ⇒ 富の象徴
文字通りには「銀の匙」ですが、要は「生まれたときから銀のスプーンで育てられるような裕福な出身である」という意味なのです。
born with a silver spoon in one's mouth
というフレーズがよく使われます。
She was born with a silver spoon in her mouth.
彼女は裕福な家に生まれた。
一方で、 wooden spoon ⇒ 貧困の象徴
として使われることをご存じでしょうか?
「木のスプーン」は、銀のスプーンより価値は低いですからね。
born with a wooden spoon in one's mouth
貧しい家に生まれる
というフレーズも自然に理解できますね。ただ、こちらは silver spoon のフレーズがあってこその表現だと思います。silver spoon ほどは聞かないフレーズではないでしょうか?
小泉氏は明らかに born with a silver spoon な人物ですからね。
プラスチックごみの削減という目標は大切なのですが、皮肉なことに、ごみ焼却炉ではダイオキシン抑制のために高温で焼却するので、プラスチックを一緒に燃やす必要があるそうです。
分別によって生ごみは高温にならず、重油を加えて焼却しているともいわれています。何のための分別か、という環境問題の矛盾を考えさせられる話です。
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