菅首相が国民皆保険の見直しに言及?

「菅義偉首相が国民皆保険の見直しに言及」とSNSで話題に ⇒ 実際には何と言った?
— ハフポスト日本版 / 会話を生み出す国際メディア (@HuffPostJapan) January 13, 2021
首相会見でビデオニュース・ドットコムの神保さんの質問に答える中で「国民皆保険」という単語を出しています。https://t.co/mpelDn5V7E
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最近はこの方の話題に触れるのも避けていたのですが、さすがにこれは気になる展開です。
日本の良き点とされる「国民皆保険」制度。誰でも高度な医療が受けられるための全国民による医療保険制度です。
どのような意図があったのか無なかったのかわかりませんが、首相はこの制度の見直しとも受け取れる発言をしたとしてSNSで話題です。
国民皆保険(制度)
universal health insurance (system)
universal health insurance (system)
「保険」を訳さなければ、universal healthcare ということもできると思います。
この表現のポイントは、universal の使い方です。
universal 普遍的な・万人の・万物の
国民の「誰もが」医療にアクセスできるということから、universal が適切なのです。
関連語として、おなじみの単語が思い浮かぶでしょう。
uni- が one を示すことから、the whole 「全体・総体」という意味合いがあるのです。
universe 宇宙
宇宙というのは万物の起源ですよね。なのでこの単語が使われます。
university 大学
大学とは人間のありとあらゆる英知、学問が学べる高度な教育機関.....少なくとも大学というものが生まれた時代はそうだったのでしょう.....
かつて、アメリカでもオバマ大統領が Obamacare 「オバマケア」を推進しましたが、貧富の差が激しく自助努力が中心のアメリカでは、とても日本の国民皆保険制度には及びません。
オバマケアについては、こちらの解説がとても勉強になります。
菅首相の会見では、何かしらの意図があったのなら説明が必要ですし、口をついて出た間違いや勘違いというのなら、リーダーとして軽はずみだったかもしれません。
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