雇調金の再延長を検討、官房長官

雇用調整助成金は同一企業内の雇用維持に効果を発揮していますが、非正規社員には恩恵は及びにくく、人手不足の業界や企業に人材が行き届かないといった問題も生じかねません。 https://t.co/OrEIkAtA8u
— ダイヤモンド・オンライン (@dol_editors) January 5, 2021
The Japan Times Alpha


現状では2月末で終了予定の雇調金の延長が検討されるようです。
最近のコロナの感染の再拡大の影響で大変な企業は多いですから、延長は必要でしょうね。
この「雇調金」、つまり「雇用調整助成金」は、英語でどのように表現するのでしょうか?
雇調金
(雇用調整助成金)
employment adjustment subsidy
(雇用調整助成金)
employment adjustment subsidy
実のところ、これは日英の逐語訳といっていいでしょう。
employment 雇用
adjustment 調整
subsidy 助成金
この助成金は日本特有の名称ですから、一般的に欧米でこれに対応するものは
employment subsidy 雇用助成金
で十分だと思います。
ロイターのこちらの記事を見てみましょう。
Japan is considering extending a special employment subsidy to help firms hit by the coronavirus pandemic that would keep furloughed workers on the payroll.....
日本政府は、コロナ禍の影響を受けた企業を支援し、一時休業中の従業員に給与を支払うための、特別な雇用助成金の延長を検討している。
furlough 一時休業させる・一時解雇する
payroll 給与支払名簿
この助成金は緊急避難的に雇用の現状維持を図る意味で、大いに役立つと思います。
しかし、ツイート先の記事にもありますが、大きな観点からは労働者の流動性や企業の成長産業への転換を妨げる要因になりかねないという論点もあります。
ただ、自分の知り合いでも雇調金のおかげて首がつながっている人が何人かいるので、とてもこのような大所高所の意見には賛同しかねます。
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