大阪と北海道に自衛隊派遣へ、コロナ医療崩壊防ぐ

Osaka asks defense minister to send SDF nurses https://t.co/45bACAxJSF
— NHK WORLD News (@NHKWORLD_News) December 7, 2020
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大阪や北海道ではコロナの感染拡大で医療がひっ迫しています。政府は、自衛隊の派遣要請があり次第、派遣を実施するための準備を行っているそうです!
自衛隊派遣
このニュースで気を付けなければならいないのは、通常の「自衛隊派遣」の意味でいいのかどうかということです。
deploy (軍などを)派遣する・展開する
これがよく使われる単語で、「自衛隊派遣」は SDF deployment や、deploy SDF units「自衛隊の部隊を派遣する」などと使います。
でも、今回は看護師ですよね?迷彩服を着て銃を装備した隊員が大阪や北海道の病院に来るわけではないでしょう。
軍の展開とはまったく違う状況なので、このNHK記事のように
ask/request the government to send nurses from the Self-Defense Forces
政府に対して、看護師を派遣するよう要請する
というフレーズが適しているのです。「展開」の定訳が deploy(ment) だからといって、定訳にとらわれると不自然な英語になることもあるのです。
記事のポイント
Osaka Governor Yoshimura Hirofumi says he has asked Defense Minister Kishi Nobuo to send nurses from the Self-Defense Forces to treat serious coronavirus cases at a newly established medical facility.
吉村洋文・大阪府知事は、新たに設置した医療施設でコロナ重症患者の治療にあたる看護師を自衛隊から派遣するよう、岸信夫・防衛大臣に対して要請したと述べた。
医療の崩壊を防ぐか、経済を回すか、両にらみが必要なのはみなわかっていますが、政府の後手後手の対策が積み重なって今の状況があるように思います。春からやれることはたくさんあったはずなのに。
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