全日空 (ANA) ・コロナで人件費にメス

きょう午前7時10分のツイートで「内定者8割弱を採用中止」としていたのは「来春の大学生などの採用も、当初の計画から2割に絞った」の誤りでした。元のツイートは削除し、訂正しておわびします。
— 朝日新聞(asahi shimbun) (@asahi) October 8, 2020
ANA、コロナで人件費にメス 賃下げ・賞与ゼロ提案https://t.co/Ts7c32llZi
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朝日の誤報で少し混乱がありました。
当初の記事では、全日空が来春入社を予定していた大学生などの8割弱の採用中止にも踏みこむと報じられました。その後、すでに内定を出した学生に対して内定を取り消すのではなく、来春の大学生などの採用を当初の計画から2割に絞るというトーンに修正がありました。
いずれにせよ、航空産業を志す学生さんたちには厳しい状況です。
内定
informal job offer
informal job offer
今回は、「内定」の英語表現です。
よくあるパターンですが、その意味内容から英語を考えていかねばなりません。
要は「内々ではあるが、あなたに仕事を与えましょう」という約束のことですよね。
job offer 仕事(社員ポジション)の申し出・オファー
ですから、これに「内々の」という意味で
informal 非公式の・内々の
が加わるわけです。
Some university students scheduled to graduate next spring saw their informal job offers cancelled after the economy worsened.
来春卒業予定の大学生の中には、経済悪化を受けて、内定が取り消された人たちがいた。
一方、「オファーを受ける・勝ち取る」はどういいましょうか?
receive a job offer
win a job offer
get a job offer
基本的に「得る」「勝ち取る」にあたる動詞を使えばいいでしょう。少し気の利いたところでは、このようなフレーズもあります。
nail a job offer オファーを仕留める
nail は「釘で打ち付けて固定する」という動詞で、もうそこから動かないように「確実にモノにする」という意味があります。比喩的で、インフォーマルなアメリカ英語です。
She finally managed to nail an informal job offer after months of job-hunting.
彼女は何カ月にも渡る求職活動の末、ようやく内定を仕留めた。
ANAは多くの人が認める、押しも押されぬ日本の優良企業。そこでさえこのような事態になるということは、経済の先行きにまだまだ光は見えないのかもしれません。
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