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Y.M.C.A - 西城秀樹・昭和の名曲

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昨日一斉に報じられていましたが、
歌手の西城秀樹さんが亡くなりました。
昭和50年代に子供時代を過ごした身としては、触れざるを得ない一件です。
当時の映像がたくさん流れてなつかしい気持ちになりました。

中でもインパクトが大きかったのが「ヤングマン Y.M.C.A」でしょう。
でも、これってもともとはアメリカの曲のカバーだったことはご存知でしょうか?

Y.M.C.A.は、アメリカのディスコグループ、Village Peopleが1978年にリリースしたシングルの日本語カバーだったんです。⇒オリジナルはこちら
それに、ゲイをテーマにした歌ということも。。。ヒデキ・バージョンはそんな歌詞はありませんけど。

関連する英語を
The Japan Timesから拾ってみました。

Hideki Saijo took the Japanese music industry by storm in the 1970s and 1980s, rolling out hits including 1979’s “Young Man,” the Japanese version of U.S. disco group Village People’s “Y.M.C.A.”
西城秀樹は、1970年代と80年代に日本のミュージックシーンを圧巻しました。ヒット曲にはアメリカのディスコグループ、ヴィレッジピープルの「Y.M.C.A.」の日本語バージョンである1979年の「ヤングマン」が含まれます。


韓国などではヒデキバージョンの方が圧倒的に知られているかもしれませんね。
ちょうど88年のソウル五輪のときにヤングマンが盛んに韓国で流れていたと思います。なぜ今頃こんな歌を?と思った記憶がありますが、西城さんは日韓文化交流にも大きな役割を果たしていたんです。

Saijo had performed in other Asian countries since the 1980s and sang at an event on the eve of the 1988 Seoul Olympics in South Korea at a time when public performances of Japanese songs were banned.
西城氏は、1980年代から他のアジア諸国でも音楽活動を行い、1988年のソウル五輪の前夜イベントで歌を披露しました。当時の韓国では公共の場で日本語の歌を歌うことは禁止されていました。


こんな「日本文化ご禁制」の時代が韓国にはあったんです。
いまから考えると驚きです。

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