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snap election - 菅首相による衆院解散総選挙の行方は?

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結局、「今なら勝てそうなので解散」なのでしょうか?

菅内閣の支持率が6~7割となっていることから、コロナ対策や経済対策もそっちのけなのでしょうか?


 snap election 
解散総選挙


おそらくこう思う人が多いに違いありません。「解散」の英語は?「総選挙」の英語は?

心配はいりません。snap election 自体の定義を考えればわかるのです。

A snap election in a parliamentary system is called to capitalize on an unusual electoral opportunity or to decide a pressing issue, under circumstances when an election is not required by law or convention.

国会制度における snap election とは、法や慣例で求められていない状況で、通常ではない選挙の機会をとらえて行われたり、喫緊の問題に判断を下す場合に行われる選挙である。

日本の選挙制度で考えれば、ここに「解散」の意味も含まれています。また、首相が解散できるのは衆議院だけですから、「総選挙」general election とわざわざ言わなくても「衆議院選挙」のことなのです。

snap には「急に動く・キビキビ動く・即座に行動する」などの意味があり、ここから「首相の判断で急に行う選挙」として snap election が使われているのです。

call a snap election 解散総選挙を行う

と言い切る自信がない人は、説明的に

dissolve the Lower House and call a general election
衆議院を解散し、総選挙を行う

とすれば安心できると思います。



解散総選挙スケジュールについては、すでに10月、11月、年初の通常国会冒頭など、いくつかのシナリオが噂されています。

しかし、菅内閣は「選挙管理内閣」にすぎないものだったのかと言われないよう、国民のための施策を実行していただきたいものです。
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