women's empowerment - 菅内閣、「女性の社会進出」は本気か?女性閣僚は2人だけ

With two women in Prime Minister Suga’s Cabinet, female representation is at 8.33 percent. This is in line with the number of women in management in Japan’s major companies, but much less than the government target of 30 percent.…https://t.co/e6wRikinKohttps://t.co/w8SOgwZDdT
— 薄井シンシア (@UsuiCynthia) September 17, 2020
男ばかりの政治の世界は今回も変わりませんでした!
菅新内閣での女性閣僚の登用は2人だけ。退陣した安倍内閣からさらに1人減っているのです。
women's empowerment
女性の社会進出
女性の社会進出
今回は、とらえどころが難しい、empower というワードを見ておきましょう。
power が「力・活力・パワー」であることは言うまでもありませんが、接頭辞 en- や em- を加えることで、「~にする」という意味を含む動詞になります。
empower 力を与える
となります。これには「権利や権力を与える」という意味も含まれます。ゆえに、
women's empowerment
女性の権利拡大・女性の社会進出
などと訳されています。
同じような文脈でよく使われる別の表現もあります。
female representation 女性が代表すること
よく「国会や企業の役員などの中で女性が占める割合」のような意味で使われています。
represent は「代表する」ですよね。
上記ツイートでも使われています。
With two women in Prime Minister Suga’s Cabinet, female representation is at 8.33 percent.
菅首相の内閣には女性閣僚が2人いて、女性が占める割合は8.33%になります。
形式的に女性の数を増やすことが目的になってはならないのは当然です。問題はその大臣の職を遂行するに足る資質を持っているかどうか。ジェンダーによる既成概念なしに人を選べるかどうかですよね。
菅さんはどういう論理で残りの18人の男性を大臣に選んだのでしょうか?
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