heatstroke - 熱中症にご注意を

Weather agency warns of heatstroke as mercury hits 35C across Japan
— news japan (@33newsking) August 11, 2020
Temperatures in Japan soared from the morning of Aug. 11 with many areas hitting 35 degrees Celsius or higher, prompting the weather agency to call fohttps://t.co/K5sGLBHcaJpic.twitter.com/jcMkxoXrqX
ようやく梅雨が明けたかと思えば、イッキに暑くなってきました!まさに「熱中症」の季節ですね。
heatstroke
熱射病
(広く「熱中症」として使われる)
英語で熱中症というとき、以前から気になっていることがあるのでご紹介したいと思います。
heatstroke は、日本の英文メディアが「熱中症」に対して好んで使っている英語なのですが、
これは緊急処置を要する深刻な場合で、最悪「死に至る危険」を伴う重度の熱中症です。
熱中症の分類は ⇒ こちら
一般に、ニュースで注意を呼び掛けているのは、必ずしもIII度(重症)のものではないかもしれません。
そうした「熱中症」は英語では
heat exhaustion 熱疲労
を使うのが自然です。
この場合の exhaustion は上記の分類ではII度(中等症)に相当するようです。
なお、I度の heat syncope 「熱失神」や heat cramps 「熱痙攣」は、一般記事ではあまり見かけません。
In the U.S. we differentiate between heatstroke and heat exhaustion. The former is deadly and requires emergency action.
アメリカでは、heatstroke とheat exhaustionを区別します。前者は死に至る危険があり、緊急処置を必要とします。
SUMMER SAFETY: Do you know the difference between heat exhaustion and heatstroke? Warning signs you should watch for: https://t.co/0zEVc8BB4Zpic.twitter.com/8f9lQUKHcz
— WebMD (@WebMD) August 8, 2020
細かいことを言わなければ、一般には heatstroke で良いのかもしれませんが、症状の重度や緊急性の違いによって名称がいくつかあることを覚えていただきたいと思います。
今年はマスクをしつつ熱中症予防で大変な夏ですが、がんばって乗り越えましょう!