beef - 「牛肉」から「不満」まで、七変化します!

Japan to beef up coronavirus panel with local officials and risk experts https://t.co/KCFXgAGOTh
— The Japan Times (@japantimes) June 25, 2020
beef という単語は不思議です。
普通私たちは「牛肉」や「ビーフ」ととらえていて、それは英語でも同じです。
beef
牛肉
不平不満
不平不満
そうです。スラングになると
【名】 不平・不満
【動】 不満を言う
という意味があるのです。
脈絡のないツイートで申し訳ないですが、
what's the beef?
というフレーズがよく出てきます。ちょっと検索しただけでたくさん出てきます。
What’s the beef with cycling shorts
— Big Dick Energy (@tayler97705819) June 25, 2020
Ndebele’s and Shona’s. One country, what’s the beef?
— Jordanne (@jordannxblac) June 23, 2020
someone explain to me what’s the beef with ansel
— di di on two (@itsdidibitches) June 19, 2020
いずれも、「何が不満なの?」「何が悪いの?」という意味ですね。
このほか、句動詞になると
beef up 強化する
が有名で、ニュース英語にもしばしば登場します。
strengthen 強化する
の置き換えとしてよく使われます。
この例が冒頭の記事です。
Japan to beef up coronavirus panel with local officials and risk experts
日本政府は、自治体職員やリスク専門家とともに、コロナ委員会を強化する予定である
政府の専門家会議ですが、議事録を取らなかったことや、内部の食い違いについて、いろいろ報じられているようです。
次の専門家会議は、政策とサイエンスの区別をきっちり行って、すべての政策判断は政治責任で行う。国民の信頼を得るにはそのような体制を作る必要があります。
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