candidacy - 立候補の英語あれこれ

It's official: Tokyo Gov. Yuriko Koike announces bid for re-election https://t.co/veSpFCUwHV
— The Japan Times (@japantimes) June 12, 2020
小池百合子・東京都知事が再選を目指して、7月5日の都知事選に立候補を表明しました!
今回は、立候補にまつわる英語表現のバリエーションを広げましょう。
candidacy
立候補
立候補
candidacy は最も典型的な「立候補」の単語として挙げましたが、外国語の学習者にとっては1対1の関係で母国語に対応するものが一番記憶にに残りやすいのです。ですから、日本人学習者のほとんどは「立候補」といえば candidacy と答えます。
また、「立候補する」ならば、announce one's candidacy が標準的でしょう。
ところが、さらに上を目指す場合には、この「1対1」の関係から思考回路を解き放たねばならないのです。
「立候補」のバリエーション
bid 立候補
bid には「入札」や「~しようとする努力」などの意味もありますが、立候補もあわせて覚えてみてください。
こちらも candidacy 同様に使うことができます。
announce one's bid for Tokyo governor
東京都知事への立候補を表明する
run (選挙に)出馬する
簡単すぎて、意外に使えないかもしれません。競走馬がレースに出場するイメージでいいと思います。
run in an election 選挙に出馬する
もう一つ、これはどうでしょうか?
throw one's hat into the ring
競争に参加する・選挙に立候補する
このフレーズ全体で比喩となっています。もともとは。リング内にいるボクサーに対して見物客が挑戦するときに、リング内に自分の帽子を投げ入れたことが語源になっているそうです。「挑戦者が参戦を表明する」感じになるでしょう。
@realDonaldTrump @nmoran361 Time for Mr. Trump to toss his hat into the ring, and run for political office...
— GeneralGCuster (@GeneralGCuster) June 29, 2014
Time for Mr. Trump to toss his hat into the ring, and run for political office
トランプ氏が選挙に参戦し、政治家に立候補する時だ
throw のかわりに toss が使われています。こうした応用で小回りが利くのも面白いところです。これは2014年ですから、第1期の大統領選前のツイートですね。
都知事選の顔ぶれをご覧になったでしょうか?
宇都宮氏は常連ですが、熊本の方やN国の方など、15人ほどいるらしいですね。
国政選挙でもそうですが、1強で有力な選択肢が乏しい状況が、有権者にとって最も不幸だと思います。
- 関連記事