辞書にはのらない英語 - 自粛警察

Frequent harassment from self-restraint police. The emergence of a surprisingly insidious mutual surveillance society in Japan **sad news** | Why in Japan there are so many people hitting like thishttps://t.co/PsZfalt98W
— 2ch news Super quick (@2chnewsen) May 3, 2020
日本社会がいやな雰囲気になっています!
いわゆる「自粛警察」と呼ばれるようになった、嫌がらせが横行しているようです。コロナ感染拡大防止の措置を取っている店舗でも、営業中止を求める張り紙をされるケースが報告されています。
この「自粛警察」、英語ではどのようにすれば通じるのでしょうか?
自粛警察
vigilantes
called "self-restraint police"
vigilantes
called "self-restraint police"
今回のカギになるのがこの単語です。
vigilante 自警団
これは、警察を飛び越して、法に基づかない制裁を加える一般人の集団です。
今風に言えば「俺様が法律だ」という連中、「マイ・ジャスティス」を加える輩のことなのです。
vigilantes だけだと味気ないので、
self-restraint 自粛
police 警察
を加えて
vigilantes called "self-restraint police"
とすればわかりやすいと思います。異質な英語なので、"---"で囲む必要があるでしょうね。
さらに、どのような行為をする連中かを説明するには、以下を加えればより確実です。
vigilantes called "self-restraint police"--- people who harass those not complying with “stay home” requests
ステイホームの要請に従わない人たちにハラスメントを加える、「自粛警察」と呼ばれる自警団
などと応用すればいいでしょう。
「自粛」は強制ではありません。もちろん、多くの人々にコロナの感染拡大の阻止に協力する姿勢は必要ですが、国民それぞれに立場や事情があります。そこを他人が嫌がらせによって強要するというのは、おかしいでしょう。
そういう人たちは、公衆衛生を第一に考えているのではなく、「いじめ」の心理に陥っていると思います。
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