soldier on - テレビ業界、そんなにがんばりすぎないで

Japan’s film and TV industries soldier on despite coronavirus https://t.co/OuuuVrF3Ul
— The Japan Times (@japantimes) April 9, 2020
志村けんさんが亡くなったことを受けて、テレビ業界のコロナ感染防止に向けた動きが注目されています。
ロケの中断・延期から番組編成に至るまで、感染防止のための social distancing をどう確保するかが課題となっています。
そんな中でも、現場のスタッフは精神的にもかなり疲労しているのではと思います。
soldier on
歯を食いしばって頑張る、頑張り続ける
歯を食いしばって頑張る、頑張り続ける
今回はこのような熟語をご紹介します。
soldier 【名】兵士
という名詞として覚えている方が多いと思います。第一義としては正しいのですが、兵役につくという動詞もあるのです。前置詞 on は継続の意味合いを加えますから、
soldier on つらい仕事をやり続けるという意味になるのでしょう。
記事のポイント
Japan’s film and TV industries soldier on despite coronavirus
日本の映画・テレビ業界は、コロナウイルスに関わらず、頑張り続ける
despite ~にもかかわらず
私も「SNS英語術」で長らくNHKのスタジオで収録現場を経験しましたが、常にいろんなスタッフの方々が出入りし、大きな声で叫びあい、テキパキと収録を進めていきます。そんな中で人と人との一定の距離を保ち続けるのは、相当にハードルが高いと思います。
一方、収録後の素材を編集して放送できる段階にまでもっていく作業は、狭いところでディレクターさんなどが長時間かかりきりで行うものです。ここにも「密」な環境が存在します。
ちなみに、最近の報道系の番組ではスタジオでキャスターやコメンテーターが遠く離れて着席していますが、あれは単なるポーズだと思います。収録時だけ2-3m離れても、打ち合わせ等では人との接触が多いと思います。
テレビ業界はあまり無理をせずに、アンコールや再放送なども取り入れて、スタッフさんを休ませてあげることが必要かと思います。
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