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intensive care - 英ジョンソン首相の容態が悪化

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新型コロナウイルスに感染した英国のボリス・ジョンソン首相の容態は大丈夫でしょうか!?

現在、集中治療室にで処置を受けているそうです。

日本ではもっぱら ICU として知られている「集中治療室」ですが、英語での使い方は少し違いというかコツがあります。ポイントをおさらいしておきましょう。


 intensive care 
集中治療・徹底的な看護


 ポイント① 
ユニットは無くても伝わる

日本では
ICU=intensive care unit 集中治療室

の頭文字をとった略語としてよく知られていますが、英語では intensive care だけでも同じことです。ユニット、ベッド、ブースなどは、そのモノ自体を指すときには使うべきですが、単に「集中治療室」を表したい場合は、unit は無くても伝わります。

Prime Minister Boris Johnson has been moved to intensive care in hospital after his coronavirus symptoms "worsened."

ボリス・ジョンソン首相が、コロナウイルスの症状が「悪化」した後、病院の集中治療室に移された。

move 人 to intensive care
take 人 to intensive care

などの表現で大丈夫です。

もちろん、to an intensive care unit でも大丈夫だと思います。

 ポイント② 
abbreviation 「省略語」は避けるべき

これはICUに限ったことではありませんが、アルファベットはたかが26文字。それを頭文字の省略語として並べだすとキリがないのです。文脈がわかっていない人にとっては、いったい何のことを指しているのか、手掛かりがつかみにくくなります。

ICU にしても、
国際基督教大学
International Christian University
だってありますよね。こんな例文があったらどうしますか?

He was admitted to ICU.
彼は国際基督教大学に入学した。
彼は集中治療室に収容された。

相手に伝わるかどうかを考えて、略語は避けるべきだと思っています。自明のものとして伝わる人たちの間ではよいのかもしれませんが、通を気取って乱用すると、部外者にとっては不親切なことになります。

ネイティブの間でさえ「何それ?」みたいな会話がしょっちゅう聞こえてくるのです。



ジョンソン首相の容態が心配ですね。日本でも志村けんさんなど、有名人も不幸なことになっていますので、とても心配です。

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