intensive care - 英ジョンソン首相の容態が悪化

UK PM Boris Johnson, who is in intensive care, has asked Foreign Secretary Dominic Raab to stand in "where necessary"https://t.co/VeqIewqO1Y pic.twitter.com/GDRxC4ZKde
— BBC Breaking News (@BBCBreaking) April 6, 2020
新型コロナウイルスに感染した英国のボリス・ジョンソン首相の容態は大丈夫でしょうか!?
現在、集中治療室にで処置を受けているそうです。
日本ではもっぱら ICU として知られている「集中治療室」ですが、英語での使い方は少し違いというかコツがあります。ポイントをおさらいしておきましょう。
intensive care
集中治療・徹底的な看護
ポイント①
ユニットは無くても伝わる
日本では
ICU=intensive care unit 集中治療室
の頭文字をとった略語としてよく知られていますが、英語では intensive care だけでも同じことです。ユニット、ベッド、ブースなどは、そのモノ自体を指すときには使うべきですが、単に「集中治療室」を表したい場合は、unit は無くても伝わります。
Prime Minister Boris Johnson has been moved to intensive care in hospital after his coronavirus symptoms "worsened."
ボリス・ジョンソン首相が、コロナウイルスの症状が「悪化」した後、病院の集中治療室に移された。
move 人 to intensive care
take 人 to intensive care
などの表現で大丈夫です。
もちろん、to an intensive care unit でも大丈夫だと思います。
ポイント②
abbreviation 「省略語」は避けるべき
これはICUに限ったことではありませんが、アルファベットはたかが26文字。それを頭文字の省略語として並べだすとキリがないのです。文脈がわかっていない人にとっては、いったい何のことを指しているのか、手掛かりがつかみにくくなります。
ICU にしても、
国際基督教大学
International Christian University
だってありますよね。こんな例文があったらどうしますか?
He was admitted to ICU.
彼は国際基督教大学に入学した。
彼は集中治療室に収容された。
相手に伝わるかどうかを考えて、略語は避けるべきだと思っています。自明のものとして伝わる人たちの間ではよいのかもしれませんが、通を気取って乱用すると、部外者にとっては不親切なことになります。
ネイティブの間でさえ「何それ?」みたいな会話がしょっちゅう聞こえてくるのです。
ジョンソン首相の容態が心配ですね。日本でも志村けんさんなど、有名人も不幸なことになっていますので、とても心配です。
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