FC2ブログ

sniffer dog - 鉄道警備に探知犬・乗車拒否も

snifferdog.png
鉄道が不便になるかもしれません!

東京五輪の開催に向けて、政府は鉄道各社と協議を進めています。危険物の探知犬やボディースキャナーなどに反応した乗客は、乗車を拒否できるように、法令を改正するというニュースです。


 sniffer dog 
探知犬


犬好きの方も多いかもしれませんが、今回は警察犬に関する英語表現をおさらいしておきましょう。

まず、総称としては

 police dog  警察犬

です。ひょっとすると怪しいかなと思うかもしれませんが、英語として正しいものです。

そこから、求められる技能に応じた役割がネーミングとしても与えられています。

 attack dog  攻撃犬

警察が犯人などを取り押さえる際に、攻撃するよう調教された犬のことですね。あぁコワ。

 search and rescue dog  災害救助犬

未曾有の大震災を阪神・淡路で経験したとき、多くの災害救助犬が神戸で活躍しました。SARとも表記するようです。

 detection dog  探知犬
= sniffer dog

危険物や麻薬や犯人の遺留品などを探す犬ですね。

 sniff  においを嗅ぐ、嗅ぎ分ける

からきています。鼻が利くので sniffer dog と呼ばれています。

 explosive dog  爆発物探知犬

火薬や爆弾に特化してかぎ分ける犬のことです。explosive ですが、決して「カッとなりやすい犬」ではありませんよ!



 記事のポイント 

A number of train stations in Tokyo will conduct anti-terrorism inspections during the Olympics and Paralympics using sniffer dogs and body scanners, sources said Monday.

東京の多くの鉄道の駅で、オリンピック・パラリンピック期間に探知犬やボディースキャナーを使ってテロ対策として検査が行われることが月曜日にわかった。

 a number of  多くの
 anti-  【接頭辞】~に対する、反する



危険を未然に除去しようという意図は理解できますが、
鉄道運行に関する国交省令が改正されることによって、今後この検査は必要に応じて可能になるようです。妙な検査が人々の行動の自由を制限しないか、心配な部分もあります。テロ対策の必要性がある一方で、鉄道の利便性にも影響が出るかもしれません。
関連記事

0 Comments

Post a comment