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trade barbs - 「トゲを売買」?イディオムの罠

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みなさんは今年秋に行われる米大統領選に興味がありますか?

先週の「SNS英語術」でも取り上げた話題ですが、野党民主党の候補者選びが激しさを増しています。もうすぐニューハンプシャー州の予備選挙が行われ、先日アイオワ州で争った
Pete Buttigiegピート・ブティジェッジ)氏と
Bernie Sandersバーニー・サンダース)氏が、再び激しい戦いを行うと予想されています。

今回はそんなニュースから、気になるイディオムを見つけました。


 trade barbs 
激しい言葉の応酬をする


タイトルに冗談で書いたように、trade barbs を「トゲを売買」と考える人がいないことを祈ります。

trade は名詞では「貿易」ですが、動詞では

 trade  交換する、売買する、取引する

ですね。ここでは「売り言葉に買い言葉」という日本語のニュアンスにも通じるものがあります。

一方で、

 barb  釣り針などの返し、とげ

などの意味が基本ですが、辛辣な言葉、とげのある言葉、としても使われます。

ですから、trade barbs で「激しい言葉の応酬」となるのです。

イディオムは本当に難しいですが、「なるほど」が多い分野でもあり、私は覚えるのが楽しいと思っています。意味が分かってガテンがいったときが、一番記憶の奥深くに染み込んでいくのかもしれませんよ。



 記事のポイント 

Bernie Sanders and Pete Buttigieg trade barbs as closely watched New Hampshire primary nears

注目のニューハンプシャー州予備選挙が近づく中、バーニー・サンダースとピート・ブディジェッジが激しい言葉の応酬

 primary  予備選挙
 near  【動】近づく



今やっている選挙は民主党内部の選挙で、再選を狙う共和党のトランプ氏と戦うまでには、まだまだ長い「生き残り戦」が続くのです。有力候補の誰が最後まで残るか、目が離せません。



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