tiptoe - 「つま先」のもう一つの意味とは?

What's in a name? WHO tiptoes around what to call virus https://t.co/S4dylTbN2A
— The Japan Times (@japantimes) February 8, 2020
WHO(世界保健機関)は新型コロナウイルスへの対応で大変です!
このニュースのタイトルにある、tiptoe は動詞になると比喩的な意味を帯びてくるのです。
普通は「つま先」として知られる tiptoe の別の意味とは何でしょうか?
tiptoe
・用心深く扱う
・(問題を)避けて通る
・用心深く扱う
・(問題を)避けて通る
tiptoe は、名詞では「つま先」ですが、動詞では「つま先で歩く」が基本の意味になります。
こちらの動画のように歩くわけです。
どうでしょう?こそこそと、慎重に歩いていますよね。日本語でいう「抜き足、差し足、忍び足」に近いものがあります。
典型的には、前置詞 around とともに使われます。
「まわりに」「まわりを」という意味ですから、
「(問題を)避けて通る」という意味になることは想像できると思います。別の見方をすれば、腫物を触るように
「慎重に扱う」ともいえるわけです。
記事のポイント
WHO tiptoes around what to call virus
WHOは、(新型コロナ)ウイルスを何と呼ぶか、慎重に検討している
Keen to avoid stigmatizing the city of Wuhan, where the outbreak began, or Chinese people, the World Health Organization is treading carefully on naming the new virus.
大規模感染が発生した武漢市や中国人に汚名を着せないよう、WHOは新型ウイルスの命名について慎重に検討している。
stigmatize 汚名を着せる
tread 慎重に物事を進める
= tiptoe と同じ使い方
この一件が始まったころ、私も不当な中国人差別を心配しました。また日中韓の違いがわからない世界各地では、アジア人に対するあからさまな差別的な扱いが見られるとも報じられています。
健康のことですから、誰しも感染しうるもの。医療体制をしっかり整えれば、その他の不当な差別は断じて許されるべきれはありません。
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