liabilityとresponsibility - 「責任」の英語

Japan to cut automobile liability insurance premiums https://t.co/JU3Ma6vjS2
— The Japan Times (@japantimes) January 16, 2020
自賠責の保険料が引き下げられることになりました!金融庁がこの方針を了承。交通事故が減って保険金の支払額も減り、収支が改善したためだそうです。
今回はこのニュースから、気になるこのワードを見ておきましょう。
liability
(特に法的な)責任・義務
「責任」といえば responsibility がまず思い浮かびますが、liability との違いは何なのでしょうか?
liability は、法律上の義務や責任を指す、と覚えてください。
特にこのニュースのような保険契約条項における「責任」にはぴったりですね。損害賠償責任ともいえます。
ちなみに 日本でいう「損害保険」は
liability insurance あるいは
casualty insurance といいますね。
また「負債」というネガティブな責任も指します。
The company is saddled with liabilities worth 10 billion yen.
その会社は100億円の負債を抱えている。
一方、responsibility は広い意味での「責任」です。親としての責任など、一般的な責任という意味です。契約書などでは liability が使われることが多いでしょう。
記事のポイント
The Financial Services Agency on Thursday decided to reduce compulsory automobile liability insurance premiums from April.
金融庁は木曜日、強制加入の自動車損害賠償責任保険の保険料を4月から引き下げることを決めた。
・automobile liability insurance で「自賠責」の訳語としています。
引き下げ幅は16%前後と言われています。事故件数が減ったということですが、一方で「あおり運転」や「危険運転」あるいは高齢者ドライバーの事故が注目されています。手放しに喜んではいられません。
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