stay afloat - ベネチアが水没の危機

Santa's raindeers and sleigh fail in #Venice, which is facing more intense flood this #Christmas. The city is battling to recover from the exceptional high tide that hit in November and has caused massive damages. pic.twitter.com/mBXO1b3qu3
— China News 中国新闻网 (@Echinanews) December 24, 2019
“If we lose the Christmas and New Year’s business we are finished.” Venice’s small-business owners struggle to keep afloat in floods. https://t.co/2OQ4dkC6Ka
— The Wall Street Journal (@WSJ) November 17, 2019
気候変動の影響は計り知れません!
私も大好きな、イタリアのベネチアが水没の危機に瀕しています。このクリスマスにもサンマルコ広場が浸水しているというニュースが入ってきました。観光で生計を立てている地元のビジネスも、観光資源が消滅しかねないと必死です。
stay afloat
どうにか回っている
どうにか回っている
今回はこの stay afloat という表現を覚えてください。
stay ~のままである
afloat 浮いた状態で
ということから、文字通りには
浮いたままでいる
という意味ですが、たいていの場合、比ゆ的な意味で
・何とか商売がまわっている
・どうにか回っている
・どうにか首がつながっている
・どうにか沈まずにいる
などの切実な状況の例えとして使われます。
WSJ記事から英語を見てみましょう。
Venice’s Rising Tides Leave Businesses Struggling to Stay Afloat
ベネチアの上昇しつつある潮位が、ビジネスを沈まないよう悪戦苦闘させている
struggle 必死になる、悪戦苦闘する
水かさが増していることと、それに飲まれて沈まないよう stay afloat することをひっかけたヘッドラインであることに気づきましたか?
日常レベルで世界の一人一人が気候変動に対してできることには何があるのでしょうか?
私にもわかりませんが、何かしらアクションをとるべき時代になりつつあるようです。どこぞの環境大臣のように「セクシーに」なんて言っている場合ではありません。
いつの日か、ベネチアは水中の遺跡になってしまうのでしょうか?
- 関連記事
-
-
trip と journey - 「旅」もいろいろ
-
merit-based - ベア上げにも成果主義
-
stay afloat - ベネチアが水没の危機
-
local - 「田舎」ではありません
-
Star Wars - 「スカイウォーカーの夜明け」
-