laureate - ノーベル化学賞受賞者・吉野彰氏

Nobel laureate Akira Yoshino calls on youngsters to pursue new challenges https://t.co/1Ry8YaUSVq
— The Japan Times (@japantimes) October 10, 2019
今年のノーベル化学賞を受賞した吉野彰氏が、改めて喜びの会見を開きました。
今回はこの単語がふさわしいと思います!
laureate
受賞者
laureate は laurel 月桂樹 から来たものですが、受賞とどういう関係があるのでしょうか?
勘の良い方はもうおわかりですね。
wikiの説明では
【月桂樹】
ギリシャやローマ時代からアポロンの聖樹として神聖視された樹木。古代ギリシアでは葉のついた若枝を編んで「月桂冠」とし、勝利と栄光のシンボルとして勝者や優秀な者達、そして大詩人の頭に被せた。
とあります。ここから名誉ある受賞者のことを laureate と呼ぶのです。
注意点としては、ノーベル賞クラスの栄誉ある賞であればふさわしいのですが、マイナーなイベントの賞などには使えないと考えたほうがいいでしょう。そういう場合は
award winner 受賞者
prize winner 上に同じ
といふうにさらっと表現するのが適切だと思います。どういう賞が laureate に値するのかは一概に言えないので判断が難しいところです。
Akira Yoshino, 71, who on Wednesday was named one of three laureates of this year’s Nobel Prize in chemistry for their work on lithium-ion batteries, which power countless electronic devices, wants younger generations to challenge untapped fields of science with a curious mindset toward the unknown, something that led him to his own success.
数知れぬ電子機器の電源となるリチウムイオン電池の開発で、水曜日に今年のノーベル化学賞を受賞した3人の一人になった吉野彰氏(71)は、若い世代に対して未知なるもの、それは彼を成功に導いたものであるが、それに対する興味をもって未開拓の科学の領域に挑んでほしいと考えている。
untapped 未開発の
the unknown 未知なるもの
昨夜のニュースで吉野氏の別のコメントが報じられていました。教え子の一人は『壁をありがたく思え』と言われたことが心に響いているそうです。壁にぶちあたって新しいことは生まれる、というのはよく言われますが、こういう先生に言われると含蓄がありますよね。私も見習いたいものです。
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