rip-off - 外国人に対するボッタクリが横行?

Rip-off bars are taking advantage of Japan's tourism boom https://t.co/HQj05hGdrV
— The Japan Times (@japantimes) October 4, 2019
増え続ける外国人観光客に対して、ボッタクリが横行しているというニュースです!
今年はラグビーワールドカップ、来年にはオリパラが控えていますから、対策が急務ですね。
rip-off
ぼったくり、暴利、高額な悪質商法
簡単な動詞が元になっていて理解は簡単ですが、知らないと「何それ」といったタイプの英語です。日本人学習者にとっては、日常的に使う簡単な動詞ほど、積極的に気をつけて覚えることが必要です。
まず、動詞
rip はぎ取る、はぐ、もぎ取る、切り取る
があります。これに前置詞 off が加わって句動詞となったものが
rip off...
rip ... off
だまし取る、カモにする、ぼる
となるのです。ハイフンの入った rip-off はその名詞形、あるいは形容詞形となります。
rip-off bar 暴利バー、ぼったくりバー
このあたりはよく知られているでしょう。
記事から英語を見ておきましょう。
With the number of foreign tourists to Japan increasing by the year, authorities are warning visitors to steer clear of so-called rip-off bars.
日本を訪れる外国人観光客数が年ごとに増える中、当局は彼らに対してぼったくりバーに近づかないよう警告している。
steer clear 遠ざける、近寄らない
Such establishments have been a problem for a number of years but police are no closer to being able to shut them down, with many operating in a gray zone that protects them from prosecution.
こうした店は長年にわたって問題となってきたが、警察はこれらを廃業に追い込むには到底至っておらず、多くの店は訴追を逃れるグレーゾーンの中で営業している。
establishment 施設、店
この記事の中では、悪質な手口として客を薬でドロ酔いにさせ、その間にクレジットカードで勝手に高額決済を行うというような話も出てきます。日本人にも同様の危険はありますが、事情に疎い外国人観光客が狙われれば、観光立国をめざす日本の評判自体を落としてしまうでしょう。
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