bullying - 神戸で教師が教師を「いじめ」

Kobe elementary school embroiled in bullying scandal as entrusted teachers turn on one of their own https://t.co/hg4nLrGIad
— The Japan Times (@japantimes) 2019年10月4日
須磨の小学校で、4人の先輩教諭が若手にいじめを加えていたことが発覚しました。このケースは学校教育界にとってかなりショッキングではないかと思います。
bullying
いじめ
今回はご紹介していて楽しいものではないのですが、いじめに関する英語表現を見ていきましょう。
まず、元になっている bully を見ておく必要があります。
bully 【名】 いじめっ子
【動】 いじめる
という2通りの使い方ができます。
これが動名詞になったものが bullying いじめ なのです。
また、hazing との区別も知っておくとよいでしょう。
hazing いじめ、しごき
こちらは主な意味として、組織や学校における新入生、新入部員などに対する、行き過ぎた稽古やしごきなどを指すことが多いでしょう。
bullying は集団から排除する行為、hazing は集団に入れるための儀式的な要素を含む、とも説明できるのではないでしょうか。
ここから派生したフレーズとして
rookie hazing がありますが、これは大リーグで新人選手に恥ずかしい仮装をさせる慣習のことで、悪意のあるいじめではありません。
記事から英語を見てみましょう。
Four teachers at an elementary school in Kobe have been removed from their positions and are facing further disciplinary action for allegedly rubbing hot soup into the eyes of a colleague and forcing him to drink alcohol, among other acts.
神戸市の小学校の4人の教諭が職務を外され、さらなる処分に直面している。いろいろな行為の中でも、同僚の目に辛いスープを塗り込んだり酒を強制的に飲ませたりした疑いがある。
disciplinary 懲罰の
このニュースを初めに見た時、唖然としました。いい歳した教諭が、いじめ生徒と同じことをやっているではありませんか!
これでは日本の教育の先々が心配になります。
- 関連記事
-
-
blue tarp - 英語では「ブルーシート」とは呼ばない
-
rip-off - 外国人に対するボッタクリが横行?
-
bullying - 神戸で教師が教師を「いじめ」
-
anti-mask law - 香港デモは「顔出し」強制
-
Kepco - 関西電力の金品受領問題
-