mince - カタカナにつられる「ミンチ」

Prices for imported minced fish products soar amid increased demand in overseas markets https://t.co/BR8SIQ2Zxq
— The Japan Times (@japantimes) August 25, 2019
日本食の危機です!
これまで魚介類は日本の消費が大きかったのですが、近年では世界で魚のすり身を食べる人口が増えたようで、日本の取り分が少なくなってきました。
mince
細かく切る、すり身にする、ミンチにする
今回はカタカナにつられる英語の代表格、mince を見ておきましょう。
長年の英語学習者のみなさんにとっては、ひょっとして失礼かもしれませんが、mince がミンチのことだと初めて気づいた方もいるのではないでしょうか?
ちなみに発音は【míns】で、最後はチの音ではありません。
日本語として定着した「カタカナ語」はかなりの盲点で、元の外国語を習得する上での障害にすらなりうるものです。
マイナーな例かもしれませんが、
ネアンデルタール人は、学校でも習う有名な原始人ですよね。英語では
Neanderthal と書きますが、発音は
【niǽndərtɑ̀ːl】 ニアンダトールのような音です。
「ネアンデルタール人」と染み付いているのが、かえってアダになりますよね。
外来語は、先入観をもたずに切り離して一から学習するのが良いと思います!
記事から英語を拾ってみましょう。
Prices of imported minced fish products — ingredients for fishcakes used in popular oden hot pot dishes in Japan — have been soaring due to increased demand in Europe, the United States and China, as well as rising logistics and personnel costs.
魚のすり身の輸入製品、それは日本で「おでん」の魚肉団子の材料だが、これらの価格が高騰している。欧州、アメリカそして中国での需要の増加や物流コストや人件費の高騰によるものだ。
fishcake 魚肉団子
logistics 物流
“Overseas demand continues to be robust. There are no factors that will cause price declines,” said a fisheries trading company official.
「海外の重要は引き続き堅調です。価格が下落する要因はありません」と漁業関係の商社社員は語った。
robust 堅調である
日本の近海でも中国などと魚の取り合いをやっていますが、なかなか日本の食材確保も難しい時代になりました。なんとか持続可能な漁業資源の利用を進めなければなりません。
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