辞書にはのらない英語 - 大阪トラック

大阪でG20が始まりました!Abe heralds launch of 'Osaka Track' framework for free cross-border data flow at G20 https://t.co/LIHSiCQuNI
— The Japan Times (@japantimes) June 28, 2019
金曜の第1日目で話題になったことばが、安倍首相が提唱した
「大阪トラック」
しかし、これは安倍さんの責任というよりも、日本の官僚の悪いクセだと思います。
カタカナ語を使えば、何か斬新な取り組みをやっているように聞こえると思っているようです。
何のことか、大半の人はわかっていないと思います。
ダンプですか?トレーラーですか?軽トラですか?
Osaka Track
大阪の道筋
track とは、「道筋」「軌道」「進路」といった意味がある言葉です。
sound track 映画の音声記録部分
career track 職業経歴、昇進の道筋
などのように使われることが多いと思います。
ちなみに、軽トラの「トラック」は truck ですので。
今回の大阪G20で、国際ルールを作るための道すじを考えましょうという話なので、「大阪トラック」と呼んだのです。
具体的には、デジタル経済に関するルール作りを進めるための枠組みのことだということです。
意味が分かりにくいカタカナ語の悪い例をいくつかあげておきましょう。
accountability
アカウンタビリティー(説明責任)
agenda
アジェンダ(予定、政策目標)
sustainability
サステイナビリティー(持続可能性)
などなど、最近はこういう横着な言葉があふれています。
これらを使えば、どこか「分かったような」感覚を持つことができるのでしょうか?
社会になじまない新語を突然もちだすと、このようなことになりますよ。
"大阪トラック"で画像検索https://t.co/u43LEK6qCE
— Suzudas(JJ120x2+HN22S+LC10W+WOLF50) (@suzudas) June 28, 2019
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