panda diplomacy - 上野のシャンシャン、帰国を先延ばし

上野動物園のシャンシャンの滞在期間が、2020年12月までとなりました!Giant #panda cub Xiang Xiang at #Tokyo zoo to return to #China by end of 2020@UenoZooGardens https://t.co/an1sAYojLS
— Kyodo News | Japan (@kyodo_english) May 31, 2019
パンダは中国の所有物ですが、東京と中国との協定で「2歳で中国に返還する」ところを、1年半ほど延期されることになったそうです!
panda diplomacy
パンダ外交
パンダといえば、このフレーズを思い浮かべずにはいられません。
物を知らなかった若いころは、panda diplomacy なんて冗談かと思っていましたが、本当にパンダは中国にとって外交ツールとして過去にも使われてきました。
Wikipediaによると
Panda diplomacy is China's use of giant pandas as diplomatic gifts to other countries. The practice existed as far back as the Tang dynasty, when Empress Wu Zetian (625–705) sent a pair of pandas to the Japanese emperor.
「パンダ外交」は、ジャイアントパンダを他国への外交上の贈答品として使うこと。この慣習は唐の時代に遡り、女帝の武則天(625-705)は日本の天皇に一組のパンダのつがいを贈った。
ただ、近年はローンという形で貸し出されるのが通例です。日本にいるパンダもそうですね。
記事から英語を拾ってみましょう。
Giant panda cub Xiang Xiang, which has been drawing huge crowds at a Tokyo zoo, will return to China by the end of 2020, Tokyo Gov. Yuriko Koike said Friday.
小池百合子東京都知事は金曜日、東京・上野動物園で多くの来園者を集めているジャイアントパンダの赤ちゃん、シャンシャンが、2020年末までに中国に帰国すると発表した。
cub (熊などの)赤ちゃん
The female panda was originally to be returned to China when she turns 2 next month under an agreement. The loan period has been extended.
そのメスパンダは、もともと来月2歳になったときに中国に返されるという合意だった。その貸付期間が延長された。
extend 延長する
Japan has agreed to pay $950,000 to China annually for the lease of Xiang Xiang.
日本はシャンシャンを借りるために中国に毎年95万ドルを支払うことで合意している。
lease 賃借
希少種とはいえ、所有権と賃借権を分けるなんて、昔から中国はあざといですね!
リース料が適正にパンダ保護に使われていることを願うばかりです。
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