トランプ・ツイート斜め読み - NATOとアメリカの関係
トランプ米大統領はホワイトハウスで北大西洋条約機構(NATO)のストルテンベルグ事務総長と会談しました。
NATOといえば、冷戦時代にソ連率いる東側に対抗するためにアメリカが作った西欧軍事同盟。
ところが、近年は米国の費用負担が多いとトランプ氏は不満を表明しています。
今回の会談でも、そんな様子が見てとれます。
彼の英語から拾ってみましょう。
【00:25】ここから
We've worked together on getting some of our allies to pay their fair share. It's called burden sharing.
私たちは、同盟国が公平な負担を支払うよう、共にがんばってきた。それは責任分担という。
fair share 公平な負担
burden sharing 責任分担
And as you know, when I came, it wasn't so good, and now it's -- they're catching up. We have 7 of the 28 countries are currently current and the rest are trying to catch up, and they will catch up.
ご承知のように、私が就任した頃はあまり状況が芳しくなかった。今は改善しつつある。28か国中7か国が現在進行中で、残りも追いつこうとしているし、追いつくだろう。
catch up 追いつく、取り戻す
And some of them have no problems because they haven't been paying and they're very rich.
何か国かは全く問題ない。これまで支払っていないし、とても裕福だから。
トランプ氏の「公平負担」を求めえる論調は、西欧に対してだけではありません。
極東、つまり日米同盟における軍事費の負担についても、同じアプローチを取っています。
日本にとっての fair share とは何なのか、政府国民みんなで考える必要があると思います。
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