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トランプ・ツイート斜め読み - 金正恩との交渉決裂

トランプ氏と金正恩氏の歴史的な二度目の首脳会談は、合意の見送りとなりました!
核放棄の具体的な進展を求めるアメリカと、見返りを求める北朝鮮との間には、まだまだ隔たりがあるようです!
前回ご紹介した
 「テタテの会談」 のあとの晩餐会では、良好なムードを醸成していたのに・・・

今回はこちらのビデオから、大統領の言葉を拾ってみましょう。



【8:15】から
I trust him, and I take him at his word. I hope that's true. But, in the meantime, we'll be talking.
私は彼(金氏)を信頼していて、彼の言葉どおりに受け止めている。本当だと思いたい。しかし一方で我々は協議を続ける。
 testing  実験
 
Mike will be speaking with his people. He's also developed a very good relationship with the people -- really, the people representing North Korea. I haven't spoken to Prime Minister Abe yet.
マイク(・ポンペオ国務長官)は金氏の部下たちと話し合う。彼は北朝鮮を代表する人々と大変良好な関係を作っている。安倍総理とはまだ話していない。
 represent  代表する

I haven’t spoken to President Moon of South Korea. But we will, and we'll tell them it's a process and it's moving along. But we just felt it wasn’t appropriate to sign an agreement today. We could have. I just felt it wasn’t very appropriate.
韓国の文大統領とは話していない。でもそうするし、彼らにこれは一過程であって動いているものだと伝えるつもりだ。でも今日は合意に調印するのは適切でないと感じた。そうすることはできたが、私はあまり適切でないと感じたのだ。
 process  過程
 appropriate  適切な


会見からは、トランプ氏は合意文書を華々しく発表したかった感じが伝わってくる気がします。
周りの慎重な取り巻きが、なんとか思いとどまらせたのではないでしょうか?
日本政府の中には、「合意を急がなかったことは英断だ」とする声もあるようです。
確かに、政治家としてのスタンドプレーを優先させるよりも、実質的な進展を取るべきですよね!


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