tete-a-tete - 「テタテ」の会談とは?

いよいよトランプ大統領と金正恩委員長が、今夜ハノイで二度目の首脳会談です!Trump and Kim to meet for dinner at colonial-era Hanoi hotel https://t.co/W7hmfnbtxb
— The Japan Times (@japantimes) February 26, 2019
この会談は、お互いの通訳だけを介した、トップによる「一対一」の会談です。
このようにして、首脳同士が個人として「腹を割ってホンネを話し合う」形式の会談を次のように呼んでいます。
tete-a-tete
さしの、一対一の、内密の
この「テタテ」はフランス語の
tête-à-tête で
head-to-head 頭を突き合わせて
という言葉です。こなれた英語では
one-on-one 一対一の
という言葉が適切でしょう。
それにしても、西洋言語は似ていて覚えやすいですね・・・
折角なので、外交協議に関する英語表現を少し見ておきましょう。
tete-a-tete meeting
一対一の(トップ)会談
summit meeting 首脳(サミット)会合
ministerial talks 大臣級協議
working-level talks 事務レベル協議
記事から英語を拾ってみましょう。
The White House said Trump would meet Kim at Hanoi’s French-colonial-era Metropole Hotel at 6:30 p.m. and have a 20-minute one-on-one conversation before a dinner scheduled to last just over an hour and a half.
ホワイトハウスによると、トランプ大統領は金委員長と午後6時30分からハノイにある仏植民地時代の様式をもつメトロポールホテルで会う予定で、一対一の会談を20分間行い、その後1時間半に渡る夕食会に臨む。
colonial 植民地の
The two leaders, who seemed to strike up a surprisingly warm relationship at their first summit in Singapore last June, will be accompanied at dinner by two aides and interpreters, the White House said, before they meet again on Thursday.
昨年6月のシンガポールでの初会合では、二人の首脳は驚くほど良好な関係を打ち出したようだったが、夕食会では2名の側近と通訳が同席すると、ホワイトハウスは木曜に彼らが会うのに先立って発表した。
accompany 同席する
aide 側近
外務省の記者クラブに出入りしていた90年代の末ごろ、役人から「テタテ」と聞いて何のことかよくわかりませんでした。(こういう記者は多いです!)
たまたま家内がフランス語の専門だったことから、意味を早く知ることができました。
トランプ氏とキム氏は、どんな「内緒話」をするのでしょうか!?
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