Twitterで学ぶ英語 - トランプ・ツイート斜め読み(26)
前回に引き続きトランプ大統領です。
彼の英語力は大丈夫なのか、それとも後付けの言い訳なのか、彼の「ロシア疑惑」についての発言が奇妙な展開となりました。
トランプ氏がプーチン大統領との共同記者会見で語った「ロシアの関与を否定」する発言。今度はこれを修正しました。本当は"wouldn't"と言おうとしたけれとも、"would"と言ってしまい、「二重否定するのを忘れた」ということです。
問題の発言はこちら。
He just said it's not Russia. I will say this: I don't see any reason why it would be.
「彼(プーチン大統領)はロシアではないとたった今おっしゃいました。私はこう言いましょう、ロシアである理由がどこにも見当たらないと。」
この発言であれば、「選挙活動に介入したのは絶対ロシアなんかじゃない」という強い否定ですよね。
I don't see any reason why it wouldn't be
だとすると、
「ロシアでない理由が見当たらない」となり、「選挙活動に介入したのは絶対ロシアだろうよ」という強い断定になります。
180度反対のことになってしまいます。
さすがにトランプ支持者も、「自国の情報機関よりロシアの大統領を信じるのか」などと批判を強めました。
ところが、トランプ氏は相変わらずのメディア批判です。
The meeting between President Putin and myself was a great success, except in the Fake News Media!
— Donald J. Trump (@realDonaldTrump) 2018年7月18日
The meeting between President Putin and myself was a great success, except in the Fake News Media!
プーチン大統領と私の会談は大成功だった....フェイクニュースメディアの報道を除いては!
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