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arsenic - 北海道の蒸気噴出 2700倍のヒ素を検出

ars.png
これは気掛かりな問題です。

北海道の地熱発電の掘削現場から大量の蒸気が噴出しています。ここの水からは飲料水基準値の2700倍の高濃度のヒ素が検出されたということです。


 arsenic 
ヒ素


なかなか普段は接することの少ないボキャブラリーかもしれませんが、毒薬がからむ事件などでときどき登場しますね。

また、化学物質のボキャブラリーは、生活の中で扱いに注意が必要な洗剤などで見かけることがあります。この手の化学物質には

 chlorine  塩素
 acid  

などがあります。ただ、これらはざっくりとした分類で、細かな化合物の名前は限りなく長くなっていきますね!

また、arsenic について、こんな表現があるのをご存じでしょうか?

 arsenic hour 
アースニック・アワー(ヒ素時間)

平たく言えば、
小さな子供がいる共働きの家庭で、夕方の非常に忙しくて気が狂いそうになる時間帯」のことです。仕事を終えて子供を託児所から引き取って帰宅し、食事を作って食べさせるのに多忙な時間帯です。

arsenic である必要があったのかどうかは不明ですが。

arsenic は日本語でいう「毒親」などの英訳に使えるかもしれませんね。



 記事の英語 

Toxic arsenic levels have been detected at a research site in Rankoshi, Hokkaido, as a well from the site continues to eject massive amounts of steam.

有害な濃度のヒ素が、北海道蘭越町の調査現場で検知され、そこの井戸は大量の蒸気を放出し続けている。



日本では地熱発電が有望視されてきましたたが、仮にこのような現象が多発するようでは、今後の開発は慎重に進めざるを得ないかもしれません。




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