compare - ウクライナの戦禍を広島に例え ゼレンスキー大統領

#UPDATE President Volodymyr Zelensky on Sunday compared the "total destruction" of the Ukrainian city of Bakhmut to the 1945 devastation of Hiroshima, now hosting the G7 summit, after it was hit by a US atomic bomb ➡️ https://t.co/TcrmCRQpUM pic.twitter.com/l1EbCyTTq6
— AFP News Agency (@AFP) May 21, 2023
広島のG7サミットが終わりました。
ウクライナのゼレンスキー大統領が特別参加し、ロシアの侵攻を受けたバフムトについて、広島に例えて「必ずこのような復興が将来ある」と強調しました。
compare A to B
AをBに例える・なぞらえる
AをBに例える・なぞらえる
compare は基本的な動詞ではありますが、前置詞の使い方には要注意です。
というのも、to の場合と with の場合があるからです。
「例える」の場合には to です。
Zelensky on Sunday compared the "total destruction" of the Ukrainian city of Bakhmut to the 1945 devastation of Hiroshima
ゼレンスキー大統領は日曜日、ウクライナの都市バフムトの「完全な破壊」を1945年の広島の惨劇に例えた。
もう一つがこれです。
compare A with B
AとBを比べる・天秤にかける
Some parents always try to compare their children with others.
自分たちの子供を、他の子供といつも比べようとする親がいる。
厄介なのは compare A to B でも「比べる」の場合があることです。上の例文は
Some parents always try to compare their children to others.
とすることもできるからです。
to/withについて、細かな場合分けができなくもないのですが、きれいに分けることは難しいと思います。英語の compare のコンセプトと日本語訳のコンセプトが微妙に違うからでしょう。そういう場合は英英辞典で本質的な意味を考えるととても役立ちます。
まずは「例える・なぞらえる」の場合は to を使ってください。
近年のサミットはあまり盛り上がらず、G7の影響力の限界を露呈していると言えます。
主催国には何かの目玉となる仕掛けが必要で、岸田総理にとってはゼレンスキー氏を広島に迎えることがそれだったのだと思います。
何も事件がなく安全に閉幕してよかったです。
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