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condemn - G20 声明反対国「ロシア・中国」を名指し

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インドで開かれた20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議では、ロシアのウクライナ侵攻を巡る意見対立から共同声明の採択は見送られました。

議長国のインドが、反対した国がロシアと中国だったことを名指しで非難するという、外交上異例の事態となりました。


 condemn 
非難する


「非難・批判」の中でも、condemn はとてもフォーマルな言い方です。公式文書などで使われる単語言ってもよいでしょう。

名詞は condemnation を使います。

その他の「批判・非難」の英語を見ておきましょう。

 criticize  
一般的に幅広い文脈で使えるでしょう。会話でも書き言葉でも大丈夫です。

 accuse  
こちらも同様です。
注意点として、accuse + 人 + of + 理由 という文型をとることが多くなります。

 slam  
もともとはビシバシ叩く、叩きつけるということで、カジュアルで感情をこめた「非難」です。「ボロクソ」に近いかもしれません。

 blast 
こちらもカジュアルでしょう。爆破するということですから、相手に破壊的な攻撃を行うかのように非難するということです。

フォーマルな文書にふさわしい単語とは思いませんが、ニュース英語では blast と slam は生き生きとした描写を行うためによく使われます
ので、気を付けてチェックしてみてください。

 lambaste 
これは知っていますか?もともとはムチで人を打つという動詞ですが、もっぱら比喩的な意味で「厳しく非難する」として使われます。ニュース英語でもときどき出てきます。



考えてみれば、G20というのはもともと大きすぎる集まりだったと感じます。

ウクライナ侵攻のような事態が発生したとき、国際社会が「協調」より「分断」してしまうのは、ある意味避けられない問題だと思います。
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