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教員の給与制度見直し 自民が3案

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学校教員というのは実に大変なお仕事だと思います。

文科省は、公立学校教員の給与制度見直しを進めますが、自民党が三つの具体案を検討しているということです。

残業代支給、調整額アップ、手当増なども検討されているとか。


 給与 
salary, pay,
compensation,
remuneration



みなさんは「給与」にあたる英単語をいくつ知っていますか?

よく聞くものから難しい単語まで、少なくとも4つ覚えてみてください。

 salary 
これはまず最初に思い浮かぶ単語かもしれません。和製英語である「サラリーマン」でもおなじみです。

 pay 
こちらも一般的な単語です。「支払」でもありますが、給与としても使われます。ただ、簡単すぎて戸惑うことがあるかもしれません。名詞でも動詞でも使います。

He is paid well.
彼は高給取りだ。(いい給料をもらっている)

次はどうでしょうか。

 compensation 
「補償」を思い浮かべるかもしれませんが、労働に対する「対価・報酬」という意味で「給与」としても使われます。

executive compensation 役員報酬

最後はこれです。一発でわかったらかなりの英語上級者ですね。

 remuneration 
スペルと発音も難しい単語ですが、これも「報酬・給与」で、compensation と同じ使い方をします。

remuneration system 給与体系・報酬体系

compensation と remuneration は「給与」の格式ばった言い方で、ビジネス実務英語では欠かせない単語です。仕事で企業の文書の英語化に関わることが多いのですが、salary や pay が使われることの方が少ないくらいです。



現行の公立学校教員の報酬制度は、「教職員給与特措法」の下で、どれだけ働いても残業代が出ずに「やりがい詐欺」や「定額働かせ放題」などと言われる状況です。

労働と対価という経済関係がある以上、学校は決して特殊な社会ではなく、民間企業並みの考え方を取り入れなければならないと感じます。


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