out of touch - 日銀黒田総裁に「世間の感覚と離れている」との批判

Anger simmers over Bank of Japan governor's 'out of touch' comments as prices soarhttps://t.co/MkeqP2O3Yr
— The Mainichi (Japan Daily News) (@themainichi) June 14, 2022
最近いろんなものが高いですね。公共料金は上がっていますし、食品の中身を減らす「ステルス値上げ」も見られるようです。
そんな中で、日銀の黒田総裁の発言に批判が集中しています。彼は家計が「値上げを許容している」と発言。のちに撤回しています。
out of touch
現実を把握していない
現実を把握していない
そんな黒田氏にぴったりのフレーズです。
out of touch にはいろんな意味があり、「現実・実態を把握していない」というのはその一つに過ぎません。
touch には「触れていること、感覚」といった意味があることから、out of...「~の外に」と組み合わさって「感覚の外にある、感覚がない」と理解すればよいでしょう。
「庶民感覚がない」としたい場合は、out of touch with the public のように、with...で表現すれば良いでしょう。
また、out of touch は「連絡がつかない」という意味にもなります。この時の touch が「連絡が取れていること、音信」という意味だからです。こちらで覚えている方が多いかもしれません。
記事の英語
About Kuroda's comment, Hayatsu told the Mainichi that increasing prices were "not 'tolerable' but 'unavoidable.' He's out of touch with public sentiment."
黒田総裁の発言について、早津氏(大門サンケイの社長)は毎日新聞に対して、物価の上昇は「許容できない」が「避けられない」もので、「黒田氏は庶民感情からかけ離れている」と語った。
tolerable 【形】許容できる
批判の矛先は黒田氏に向いていますが、日銀は事実上政府と一体です。政権の経済運営に策はあるのでしょうか?
円が見たこともないような円安ぶりです。輸入物価はこの先さらに値上がりでしょう。
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