「培養肉」―実験室から食糧危機を救えるか?

【ニューヨーク・タイムズ】企業が競って市場に投入している実験室で作られた培養肉はどのような味がするのか。ニューヨーク・タイムズのKim Seversonが報告する。https://t.co/lgn22KAPvT
— アクシオン|経済メディア (@axion_zone) February 20, 2022
日本ではまだまだ現実味の薄い話かもしれませんが、、地球規模の食糧危機を救うことのできる次なる成長産業として、アメリカを始めとする海外では研究が進んでいる分野です。
チキンなどがよく取り上げられていますが、どんな味なのでしょう?
培養肉
cultivated meat
cultivated meat
動詞 cultivate は、とても幅広い使い方のできる単語です。
耕す、栽培する、培う、育成する、開発する、などなど。
そのベースにあるのは「育てる」という概念です。
最も一般的なのが「農業」がらみの使い方です。
cultivate crops 作物を栽培する
また、「人材育成」や「才能の開発」などにも使われます。ちょっと違和感を覚えるかもしれませんが、使うことができます。
cultivate human resources 人材資源を開発する
そしてこの「培養する」にも使います。
Cultivated meats are real animal products made in a lab.
— gruntvegan (@gruntvegan) February 19, 2022
Everything you always wanted to know about Cultivated Meat - and beyond...https://t.co/dpiujRHMUd
Cultivated meats are real animal products made in a lab.
培養肉とは、実験室で作られる本物の動物製品です。
培養肉の分野は、まだまだブルーオーシャンだと思います。地球規模の人口増加が予測される中で、食糧不足はすでにいろんな場面で顕著になりつつあります。昨今の食材価格の高騰も、単なる原油高だけの問題ではありません。
日本の企業や研究者がこうした成長分野にいち早く進出できるよう、国は後押しすべきでしょう。
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