共通テスト【英語】について思うこと

受験生のみなさん、お疲れさまでした!大学入学共通テスト第1日目の英語リスニングは、日常的な発話から説明文や4人の話者による会話まで、多岐にわたるジャンル・形式の出題でした。
— 毎日新聞 (@mainichi) January 15, 2022
問題・解答、音源はこちらです。https://t.co/n9FGdXsVc7
2日間の大学入試共通テストが終わりましたが、今年の英語も多岐に渡る題材が出たようですね。
中でもイギリス英語に特有の「1階、2階、3階...」というのが出たようです。
2022年度 大学入学共通テスト 第1日程 |英語|毎日新聞https://t.co/gdpE9oOmMg pic.twitter.com/NJjA4QQ3Nq
— しおリ (@shiori_cats) January 15, 2022
アメリカ
first floor 1階
英国
ground floor 1階
first floor 2階
second floor 3階
となります。頭がこんがらがって個人的にはなかなか馴染めません。
冒頭に university campus in the UK 「英国の大学キャンパス」と書いてあるので、ここで階の呼び方が異なる点に気づいた受験生は偉いと思います。
ただ、設問の回答に階の呼び方は結果として影響しないというオチまでついていました。
米語が主流の日本で、出題側もそのひっかけはあまりに酷だと思ったのでしょうか。
オトナになってしまうと、こうしたテストを解くのは実に面倒になりますね。他にも海外の大学で中古の生活用品を安く売買するシチュエーションなどもありました。
ただ、こうした問題はどちらかというと海外での実生活を通して習得すべき英語のように感じます。その意味ではこの手の海外生活シチュエーション問題を出し続けていくことの意義を考えてしまいます。
共通テストの目的や、日本で生まれ育った大半の受験生に問うべき英語の知識レベルをどう設定するのか、国は再検討することが必要になるかもしれません。
英米キャンパスライフをコピーすればよいというものではないはずです。
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