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共通テスト【英語】について思うこと

unieng.png 受験生のみなさん、お疲れさまでした!

2日間の大学入試共通テストが終わりましたが、今年の英語も多岐に渡る題材が出たようですね。

中でもイギリス英語に特有の「1階、2階、3階...」というのが出たようです。

アメリカ
 first floor  1階

英国
 ground floor  1階
 first floor  2階
 second floor  3階

となります。頭がこんがらがって個人的にはなかなか馴染めません。

冒頭に university campus in the UK英国の大学キャンパス」と書いてあるので、ここで階の呼び方が異なる点に気づいた受験生は偉いと思います。

ただ、設問の回答に階の呼び方は結果として影響しないというオチまでついていました。

米語が主流の日本で、出題側もそのひっかけはあまりに酷だと思ったのでしょうか。



オトナになってしまうと、こうしたテストを解くのは実に面倒になりますね。他にも海外の大学で中古の生活用品を安く売買するシチュエーションなどもありました。

ただ、こうした問題はどちらかというと海外での実生活を通して習得すべき英語のように感じます。その意味ではこの手の海外生活シチュエーション問題を出し続けていくことの意義を考えてしまいます。

共通テストの目的や、日本で生まれ育った大半の受験生に問うべき英語の知識レベルをどう設定するのか、国は再検討することが必要になるかもしれません。

英米キャンパスライフをコピーすればよいというものではないはずです。

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