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close contact - 濃厚接触の医療従事者も勤務可能 毎日検査で

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お役人と医療現場の間には大きな隔たりがあるようです。

オミクロン株が感染拡大する中で、毎日の検査で陰性が確認されれば、濃厚接触の医療従事者も勤務可能とする通知を厚労省が自治体に出しました。

陰性確認があるとはいえ現場も患者も不安ですが、これまでの隔離ルールだと医療従事者が勤務できなくなって医療そのものが提供できなくなることを避けるためなので、背に腹は代えられないというところでしょうか。


 close contact 
濃厚接触


今回はおさらいになりますが、この表現はみなさんもすでにマスターしているかもしれませんね。

 close  近い
 contact  接触

ですから、「間近で触れる」と理解すれば、自然に close contact が頭に入ってくるでしょう。

濃厚接触によって感染する」は
be infected after having close contact with...

be infected after coming into close contact with...

感染者と濃厚接触する」は
come into close contact with those (who are) infected
などとできるでしょう。

この方はオーストラリアの close contact への対応を紹介されています。




今回の方針変更がスッキリしないのは、科学的な知見に基づいたルール変更というよりは、都合が悪くなったのでルールを変えたという側面が見えてくるからです。日々の陰性確認と隔離が同じ効果を持つことは確認されているのでしょうか?

福島原発事故のとき、原発労働者の放射線量被ばく量の基準が引き上げられたのと同じニオイがしてきます。

全体のシステムを崩壊させることは避けたいですが、個々の医療従事者は「駒」ではありません。

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