英会話教材「スピードラーニング」が事業を畳んでいた

石川遼選手の人間性はかなりリスペクトしているが、唯一尊敬できなかった点がスピードラーニングの広告塔であったこと。彼の英語力はわからないが、喋ることが出来たとしてもスピードラーニングのみの効果では絶対になく適切な努力を積み上げた結果だろう。 pic.twitter.com/4bmLKMUkk6
— ぴーやま (@piiiiiiiiiyama) October 21, 2021
この手の英会話教材を見るたびに腹立たしく感じていました。
「スピードラーニング」、出たときから胡散臭いと感じていました。
このような広告は「誇大広告」どころか、事実に反する「虚偽」ですね。コツコツ努力している学習者への冒涜ともいえるでしょう。
個人的な話になりますが、中学のときに英語が好きになって以来、結果として日々何かしらの形で英語に触れることで20代から英文ニュース記者やデスクとして働くことができました。最近は英語学習に関するメディアコンテンツの執筆や実務翻訳などもさせていただいています。
こうした「積み重ね」こそが語学習得の唯一の道だと思っています。
昨今のオンライン・コミュニケーションの発達で、語学学習ツールも多様化しました。アプリやオンライン英会話など、手軽な手段がそれらしい謳い文句とともに宣伝されています。
私は、こうしたものすべてを否定するつもりは全くありません。要は、学習者ひとりひとりが使い方を工夫して、どうやって語学力の向上に役立てることができるのかを考えることが大切なのだと思います。
私が日々こうして英語に関する小ネタをブログに提供しているのも、みなさんへの動機づけの意味と、自分の能力維持の意味があります。
英語習得に王道はない、とだけ申しておきます。
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