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2回目のワクチン接種を受けられない「モデルナ難民」

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職域接種で1回目のワクチンを打ったものの、やむを得ない事情で2回目をキャンセルして打てなくなった人たちが「モデルナ難民」と呼ばれています。

大阪の例などが大きく報じられていますが、救済措置が求められています。


 モデルナ難民 
⇒ 直訳は難しい


日本人は「~難民」というフレーズが好きですね。キャッチーに聞こえるからでしょうか?

・ワクチン難民
・就職難民
・スマホ難民

などなど。要は「~できない人々」「~へのアクセスを制限されている人々」といった意味で使われるのですが、英語では安直に

 refugee  難民

に置き換えられるわけではありません。英語で refugee は「母国で迫害を受ける危険がある人々」「危険から逃れてきた人々」「亡命者」などの本物の難民を意味するからです。

仮に Moderna refugees と言ったところで、何のことかピンと来ないでしょう。

こうした場合は説明的に述べるのが正攻法です。一例としてこんな英文ができるでしょう。

"Moderna Refugees" refer to people who have not been able to receive the second dose of Moderna vaccines at their workplace.

「モデルナ難民」とは、職場で2回目のモデルナワクチンの接種を受けられていない人々を指します。

 dose  (薬の)1回分

ただ、こう説明しても「職域接種」の制度の内容や現状について伝えなければ、本当に分かったとはいえないでしょうね。なかなか難しいものです。



職域で接種することと、自治体の接種では本質的に何が違うのかと思いますね。

ワクチンの種類が違うとか、手続のルートが違うとかあるのでしょうが、ワクチンの効果が発揮できる期間内に2度目が接種できるよう措置を講じていただきたいものです。




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