「ファスト映画」投稿で逮捕 著作権法違反容疑

「ファスト映画」で全国初の逮捕者 著作権違反容疑 宮城県警 #nhk_news https://t.co/Mh43SY1wGQ
— NHKニュース (@nhk_news) June 23, 2021
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映画のあらすじを短く編集した動画を無断でYouTubeで配信したとして、著作権法違反の疑いで3人が逮捕されました。事件を扱う宮城県警によると、全国初のケースだそうです。
「ファスト映画」とは、内容紹介や解説を10分程度にまとめたもので、中には本編の映像などを無断で使用しているものや、単に広告収入目的でやっているものがあることから、著作権侵害の問題に発展しています。
この ファスト映画 ですが、私の知る限り、これって 和製英語 ではないでしょうか?fast movie や fast cinema などは聞いたことがありません。また、これで意味が通じるようには思いません。
細かい説明はさらに必要ですが、
movie excerpts
映画からの抜粋・まとめ
movie clips
映画からカットされた場面・クリップ
あたりがエッセンスになると思います。その上で
Some people compile 10-minute movie clips telling the whole story and upload them on YouTube in possible copyrght infringements.
全てのあらすじがわかる10分の映画クリップをまとめてYouTubeにアップする人たちがいるが、これは著作権侵害にあたる可能性がある。
などとすれば「ファスト映画」の意味が伝わるのではと思います。
さらに、広告収入目的でなく純粋な映画ファンなどが作る、いわゆる「ファン動画」にあたる英語表現もあります。
fan-made video ファン動画
fanvid 〃
vidding ファン動画を作ること
著作権の侵害や保護は国によって基準が異なるでしょうし、一方でYouTubeはグローバル・プラットフォームですから、根本的な解決はなかなか難しいでしょうね。
映画シーンの丸ごとコピーは違法である一方、アップ主の「映画批評」動画であれば新たな創作ビデオになるという見解もあるため、グレーな部分が多い世界です。
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