tumble - 日経平均続落、一時1000円超の下げ幅

BREAKING | Japan's Nikkei index tumbles 3% over US rate rise concernshttps://t.co/pUFGDFzQRV
— Nikkei Asia (@NikkeiAsia) June 21, 2021

今日の日経平均株価は、先週から953円安と、今年2番目の下げ幅でした。一時1000円安を越える急落。
tumble
急落する
倒れる・転がる
急落する
倒れる・転がる
今回は「急落」という英語表現を見ておきましょう。
「落ちる・低下する」といえば、たいていみなさんは
fall 落ちる
drop 〃
あたりを使うかもしれません。これにsharply, quickly, significantly などの程度を強調する副詞を加えればよいのです。
しかし、ボキャブラリーを強化するという観点からは、不十分です。
「急落する」には、それ自体が生き生きとしたニュアンスを含む動詞があります。ネイティブはこうした単語を好んで使います。
tumble 急落する
Japan's Nikkei index tumbles 3% over US rate rise concerns
アメリカの利上げの懸念から、日本の日経株価指標は3%急落
plummet 急落する
Prime Minister Suga's ratings plummet over anti-COVID steps
コロナ対策をめぐって、菅首相の支持率は急落
この ratings は文脈から「支持率」であることがわかります。場合によっては「視聴率」などになることもあります。
plunge 急落する
こちらもよくでてきますね。plummet と同じように使えると思います。
nosedive 急落する
これも、株式市況ニュースで頻繁に出てくるイメージでしょうか?「鼻先からダイブ」ということで、「真っ逆さまに落ちていく」ということです。
欧米人に比べて一般に鼻の低い日本人からは生まれてこない単語かもしれません!
今回の下落の理由は、FRBの2022年後半への利上げの前倒しを示唆する発言で、景気改善が鈍化するとの懸念が出たからです。
しかし、コロナ禍の今のジャブジャブの金融市場は決して正常には見えませんね。
いずれにせよ、マイナスのときだけ庶民経済に影響することのないよう、政府日銀にはお願いしたいところです。

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