FC2ブログ

G7宣言 東京五輪の「安全安心」な開催を支持

ansin.png
英会話は家族でシェアする時代



もはや完全に陳腐化した日本語、「安全安心」ですが、世界の政治トップリーダーの間でも同じようなフレーズがあるんですね!

イギリスで開催されていたG7が閉幕しましたが、台湾問題や、COVID、気候変動に加えて、五輪開催についても盛り込まれました。


 安全安心 
 
safe and secure


safe についてはあまり注意する点はないと思いますが、secure を少し見ておきましょう。

 secure  【形】安心できる

secure にも「安全な」という意味があり、safe との違いが分かりにくいのですが、safe は客観的に危険がない状態で、secure は主観的に危険を感じない状態、つまり「安心感」というように区別してはいかがでしょうか。

 safe  客観的にみて危険がない状態
 secure  
主観的に危険を感じない状態



 記事の英語 

"We reiterate our support for the holding of the Olympic and Paralympic Games Tokyo 2020 in a safe and secure manner as a symbol of global unity in overcoming COVID-19," the communique said.

「我々はCOVID-19に世界が団結して打ち勝った象徴として、安全安心な方法で東京オリンピック・パラリンピックを開催することを改めて支持する」と声明は述べた。

 reiterate  改めて強調する
 in a .. manner  
~な方法で




これは、おそらく日本の外務省がネジこんだ英作文でしょうね。どこかで聞いた日本語がそのまま英語に訳された印象があります。

仮に重箱の隅をつつくとすれば、G7が支持したのは「安全安心な方法」で開催することであって、対策不十分のまま開催することではありません。





関連記事

0 Comments

Post a comment