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pyroclastic flows - 桜島が爆発的噴火・「火砕流ではなく噴煙」だった

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桜島で昨日に起きた噴火について、気象庁は当初「火砕流」の発声を発表しましたが、「火砕流ではなく、風下に流された噴煙の一部と考えられる」と見解を変更し、警戒区域を縮小しました。何はともあれよかったと思います。

ところでこの「火砕流」、英語で何と呼ばれるか考えたことがあるでしょうか?


 pyroclastic flows 
火砕流


このように地学の専門的な表現があるのです。

 pyroclastic  火砕性の
 flow  
流れ

ですね。ちなみに、pyro- は、火・熱・高温 などを表すもので、他の単語と結びついて複合語を作ります。

ただ、専門的な単語がほとんどで、日常フレーズに出てきそうなものは少ないようです。



 記事の英語 

The agency initially said pyroclastic flows were confirmed within 1.8 km of the Minamidake crater but said later its on-site observation suggests it was part of the smoke.

同庁は当初、南岳火口から1.8km内で火砕流が確認されたとしたが、後の現地調査は、噴煙の一部だったことを示唆していると述べた。

 on-site  
現地の



気象庁は「監視カメラの目視によって火砕流と判断した」そうです。素人目には、そういう間違いも起こるのかという感想です。

結果的には判断ミスということでしたが、とっさの情報発信を求められる中では、致し方ないことなのかもしれません。







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