FC2ブログ

mercury - なぜ「水銀」が「気温」なのか?

mercury.png
毎日暑いですね!!

英文ニュースで猛暑の話になると、しばしば the mercury soars... などのフレーズを目にします。

でも、mercury って「水銀」のはず..... なぜ「気温」に使われるのでしょうか?


 mercury 
気温


mercury といえば、物質としての「水銀」が第一義です。環境中に排出された水銀による公害病として日本で知られているのがこちらです。

Minamata mercury poisoning 水俣病

ではなぜ「水銀」=「気温」なのでしょうか?答えは、昭和以前に生まれたみなさんなら想像がつくかもしれません。

昔の温度計には、液体に「水銀」が使われているものが主流でした。今でも体温計にありますが、気温を測る場合は赤いアルコールが封入されたものが普通ですよね。

だから、the mercury rises...は the temperature rises....「気温が上がる」と同じなのです。

Back in the old days, the red liquid in thermometers used to be made of mercury.
温度計の中の赤い液体は、昔は水銀からできていました。

When someone says "the mercury is rising" that means "the temperature is rising."
「水銀が上昇している」というときは、「気温が上昇している」という意味なのです。

As the mercury gets hot or cold, it will expand up or down showing the fluctuation in temperature.
水銀が熱くなったり冷めたりすると、膨張したり収縮したりして、気温の変化を示すのです。

ちなみに、「気温」の意味で使うときは、定冠詞をつけて the mercurity としてくださいね。



まだしばらく猛暑が続きそうですが、どうぞご自愛ください。

関連記事

0 Comments

Post a comment