whaling - 「くじら」の英語

whaling.png日本政府がIWC(国際捕鯨委員会)からの脱退を正式表明しました。
来年7月から日本の領海やEEZで捕鯨が再開される見通しです。


 whaling 
捕鯨


今回は、whale くじら に関する英語表現を見ていきましょう。
生物としてのクジラが転じて、「途方もなく大きな」「すごい」「素晴らしい」などを指すことがあります。

上のThe Japan Times記事見出しの
 a whale of a decision  
とてつもない決定
ですよね。日本のIWC脱退の決定が世界で論議を呼んでいるということです。

他にも
 a whale of a time  素晴らしい一時
 whale of a sale  大売出し
(「お客様大感謝祭」のようなセールスイベント)

ちなみに、タイトルから「くじらの構文」を思い出した方もいるかもしれません。
no more... than...という、例のイジメのような文法ですね。
でも、理解できなくても大丈夫です。
実際にネイティブがこの構文を使うのを、いまだ見たり聞いたりしたことがありません 
Straight talk please! といわれるのがオチでしょう。


さて、捕鯨問題に戻ります。
くじらの町、和歌山県の太地では喜びの声が。

Japanese whaling towns welcomed Wednesday the government's decision to withdraw from the International Whaling Commission, but some local residents voiced concern that it could lead to an escalation in protests.
日本の捕鯨の町は水曜日、政府がIWCから脱退するという決定を歓迎したが、住民の一部には反対運動が高まるのではないかという懸念の声が上がった。
 withdraw  脱退する
 voice  声を上げる、表明する
 escalation  高まり、激化


一方、欧米からは批判や落胆の声が聞こえてきます。

The truth is, Japan never stopped commercial whaling. There was never anything scientific about harpooning a whale, cutting it up and putting it on a plate
真実をいえば、日本は決して商業捕鯨を止めたことはない。くじらにもりを打ち込み、切り刻んで、食卓に上げることに、何も科学的なものはない。
 harpoon  もりを打ち込む


個人的には、捕鯨問題は長年すっきりしない問題です。イデオロギーに駆り立てられたシーシェパードに見られるような暴力行為は断じて許すべきではないと思いますが、かといって鯨肉が現代日本の食文化として定着しているとは思い難い状況があります。捕鯨文化という伝統を守ることと、産業としての捕鯨が復興するかどうかは、切り離して考える必要があると思います。
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