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対決!Google翻訳 (1) - 3.11黙とう

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以前から気になっていたのですが、Google翻訳の精度が一昔前よりはかなり上がっていると聞きます。
いろんな文章を放り込んでみて、満足のいく結果が出るかどうか調べてみましょう。

今回使うのはジャパンタイムズのこちらの記事。

今年の3月11日で東日本大震災から7年が経ちました。
僕は東京都港区の本社ニュースルームで編集デスクの作業をしている最中に地震に襲われました。建物も揺れて大変でした。
みなさんはどこで過ごされていたでしょうか?

【Google訳】
2:46 p.m.日本は日曜日、チェルノブイリ以来の世界最悪の原子力災害を引き起こしながら、約1万8000人が死亡した巨大地震と津波の7周年を記念して沈黙の瞬間を観察した。

【拙訳】

約1万8000人が死亡または行方不明となり、チェルノブイリ以来最悪の原発災害を引き起こしたあの巨大地震と津波から7年経った日曜の午後2時46分、日本中が黙とうを捧げた。

【採点】

G翻訳に致命的に欠けていたのは、
observe a moment of silence 「黙とうをささげる」
が熟語として把握できていない点だと思います。「沈黙の瞬間を観察した」だとわからないですよね。

また、leave ... missing (無生物主語をとる形で)「(人を)行方不明にする」がG訳では抜けています。

その他の意味は伝わったと思いますが、センテンス毎にこういうのがあると、長文ではフラストがたまるでしょうね。
肝となる熟語を落としたので、独断と偏見による採点では60点というところです。
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1 Comments

Dagao  

恐るべし統計翻訳

統計翻訳になってから、データが蓄積されるごとに、どんどん賢くなっていく。AIは人間と違い、物凄い勢いで分析し吸収していきますからね〜。日本人はお人好しだから、グーグル翻訳で、変な訳になると、この訳の方がいいんじゃないって、修正して、無償で情報をグーグルに提出してしまう。つまり、何もしなくても、使用者が増えれば、必然的に、情報が集まり、翻訳能力が向上していく。能力が上がれば、更に使用者が増える。うまいやり方ですね〜。『黙祷』は使用される方が少なかったので、データ情報が蓄積されてなかったのでしょうね。そういう意味では、内藤先生が選んだ文章は、グーグル翻訳に勝ちましたね!

2018/03/13 (Tue) 21:23 | EDIT | REPLY |   

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