Twitterで学ぶ英語 - トランプ・ツイート斜め読み(17)


みなさんもニュースでご覧になったと思いますが、ドナルド・トランプ米大統領と北朝鮮の金正恩・労働党委員長が、歴史的な首脳会談をシンガポールで行いました。現時点での評価は難しいと思いますが、今後、朝鮮半島の非核化と安定化に向けた第一歩になることが期待されています。

帰国の途につくトランプ氏のツイートです。
Heading back home from Singapore after a truly amazing visit.
本当にすばらしいシンガポール訪問から帰国の途についている。
Great progress was made on the denuclearization of North Korea.
北朝鮮の非核化について、大いに進展があった。
Hostages are back home, will be getting the remains of our great heroes back to their families, no missiles shot, no research happening, sites closing...
人質は帰国し、朝鮮戦争で亡くなった米国の英雄たちの遺骨が家族のもとに戻るだろう。もうミサイルは発射されず、核の研究開発も終わり、施設は閉鎖される.....

合意文書に調印する二人の様子をThe Japan Timesから拾ってみましょう。

In a vaguely worded agreement signed at their unprecedented summit Tuesday in Singapore, U.S. President Donald Trump and North Korean leader Kim Jong Un inked what Trump said was a “comprehensive document” declaring that Kim’s regime would “work towards the complete denuclearization of the Korean Peninsula” while committing to a “lasting and stable peace.”
ドナルド・トランプ米大統領と北朝鮮の金正恩・労働党委員長によって、火曜日に開催された前例のない首脳会談であいまいな表現の合意文書が調印されたが、トランプ氏はこれを金政権が「朝鮮半島の完全な非核化に向けて努力する」とともに、「恒久的かつ安定的な平和」にコミットすることを宣言した「包括的な文書」だとした。

comprehensive 包括的な

これが今回のキーワードだと思います。見方によっては、具体論はないにせよ「歴史的第一歩」を踏み出したと言えますが、トランプ氏はcomprehensiveに懸案事項を話し合っていくことで金正恩氏と合意できたと強調しています。

今後の朝鮮半島情勢はまだまだ不透明ですが、実の伴わない口約束では済まされません。
今回の米朝首脳会談が、二人の政治的ポジションを引き上げるためだけのものなら、日本政府は確固たる独自の外交スタンスを堅持して臨まなければならないでしょう。

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