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辞書にはのらない英語 - 夜の街

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東京の感染者数は100人台が新基準になってしまったのでしょうか!?

その震源地としてしばしば取り上げられているのが「夜の街」。

日本語でも「いわゆる」という言葉が前置きされる場合が多いですが、英語ではどのように表現しているのでしょうか?


 夜の街 
nightlife districts
( areas / spots )


そうです、「夜」の部分は

 nightlife  
夜の娯楽

と表現しています。要はオトナの夜のお遊び、つまりお酒とかですね。

 district  地区
 area  地区
 spot  
場所

などと組み合わせて使われます。例えば「歌舞伎町」なら

the Kabukicho nightlife district

と表現できます。

ちなみに、具体的には

・ホストクラブ
・キャバクラ
・ガールズバー

などが取りざたされていますが、これらは通じる英語なのでしょうか?気になりますよね。また機会を改めて。



 記事のポイント 

Nightlife districts demonized over infection fears while grappling with coronavirus impacts

「夜の街」がコロナウイルスの影響に対処する一方で、感染の恐れがあるとして槍玉に上げられる

 demonize  悪者扱いする・槍玉に上げる
 grapple with  ~に取り組む



今日の感染者も100人越で、5日連続になりました。
都知事選も終わり、小池さんはこうした店に対してスポットで対処する構えも見せているといいます。
なんとかこれ以上の広がりを食い止めたいものです。

辞書にはのらない英語 - レジ袋

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首都圏では落ち着かない状況が続いていますが、今週は静かにこんな展開もありました。

レジ袋の有料化で、環境のためになるとよいですね。

この「レジ袋」ですが、英語ではどのように言うのでしょうか?


 レジ袋 
plastic bag


何のことはない、ただ「プラスティックの袋」というのです。
plastic shopping bag として、買い物袋であることを強調してもいいかもしれません。

ちなみに日本では「ナイロン袋」や「ビニール袋」といいますが、英語では「袋」の意味でナイロンやビニールという単語を使うことはありません。vinyl は、あくまでも物質としてのビニールや、音楽の「レコード」を示す場合に使われます。

vinyl や nylon はネイティブにはあまり通じないのでご注意を!

また、代わりに使うことが推奨されている「エコバッグ」とは英語なのでしょうか?

直感でわかるかもしれませんが、和製英語ですよね。

一応、eco-bag と表記する記事も見たことはありますが、あくまでも””付きの表現で、追加的な説明が必要になるでしょう。

The Japan Times の過去の例でいえば

environmentally friendly “eco-bags,” which many consumers are opting to use in lieu of wasteful plastic shopping bags
多くの消費者が無駄の多いレジ袋のかわりに使っている、環境にやさしい「エコバッグ」

 in lieu of  ~のかわりに

eco-friendly alternatives to plastic bags
環境にやさしいレジ袋の代替品

 alternative 
 代替品

などのように表現していました。



 記事のポイント 

The new requirement is an attempt by the government to reduce the amount of plastic that ends up in the country’s rivers, forests, streams and, ultimately, surrounding oceans.

この新たな義務は、全国の河川、森、小川、そして究極的には周辺の海に流れ着くプラスチックの量を削減しようとする、政府の試みである。



レジ袋有料化の是非については賛否両論があるようです。真にプラごみの削減につながるのか、問題の本質はレジ袋なのか、という意見もあると思います。

ただ、プラスチックストローの話でもあったように、消費者の意識を環境保護に向かわせる象徴的な取り組みとして、一定の意義があるように感じています。

meteor - 火球が関東に落下か

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関東にお住まいの方、見ましたか?

午前2時なので、私は到底見れませんでした。

日本語の報道ではしきりに「火球」という言葉が使われていますが、英語では次のような単語がよく使われています。


 meteor 
隕石・流星


火球は文字通りには「火の玉」ですから、fireball かと思われたかもしれません。

大丈夫です。そのような使い方もあります。

Webster の定義では

 fireball 

a brilliant meteor that may trail bright sparks
明るい尾を引く眩しい流星

となります。ただし、人に使う場合は、別の意味になります。

a highly energetic person
非常に精力的な人

やり手」「腕利き」のようなニュアンスで、ball of fire とも表現します。

He was a strong-willed fireball who was never deterred by his circumstances.
彼は周りの状況に決してめげない、意志の固い腕利きだった。



 記事のポイント 

A bright meteor crossed the sky above Tokyo early Thursday, with many people saying they heard it explode.
木曜日の未明、明るい流星が東京の空を横切り、多くの人々が爆発音を聞いたという。

The National Astronomical Observatory said several fireballs are observed every month on average, but it is rare for people to hear anything.
国立天文台によると、毎月平均して多くの火球が観測されるが、人々が何かの音を聞くのはまれだという。



この事象は、相当まれなもののようです。ホント、肉眼で見たかったですね。

辞書にはのらない英語 - 市中感染

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東京の感染者数が毎日増えてきました!
検査数も増加していて、また無症状の若者が多いとも報じられています。
実際には、市中感染が広がっているのではないかという懸念もあるようです。

今、気になる「市中感染」に、英語表現はあるのでしょうか?


 市中感染 
community transmission


そう、ちゃんとあるのです。

 community  地域社会
 transmission  伝染

の組み合わせで、「地域社会での伝染」なのですが、日本語に相当するのが「市中感染」というわけです。

冒頭の例のように使われます。

India not yet in 'community transmission' phase
インドはまだ「市中感染」の局面にはない

ただし、ひとつ気をつけてください。
community transmission は、専門用語・学術用語に近いものだと思います。
普通の報道英語では、あまり使われないものです。上記でも ' ' で囲まれています。

the spread of the coronavirus in +場所
のように書くのが平易な英語だと思います。

辞書にあったからといって、それを振りかざしても、???みたいな反応をされることは結構ありますのでご注意ください!

 cluster  クラスター

が良い例でした。今ではすっかりおなじみになりましたが、コロナ当初では意味の伝わりにくいカタカナ専門用語として批判されていたのです。3月の時点で私も指摘させてもらいました。



当ブログをご覧のみなさまは、東京の方だけではありません。
都民の一人として、首都の感染が増加傾向にあるのはちょっと申し訳ない気がします。




辞書にはのらない英語 - 飛まつ

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今回は、またひとつ基本的なコロナ・英語ボキャブラリーに立ち返ってみたいと思います!


 飛まつ・飛沫 
droplet


そうです、「飛まつ・飛沫」は「ドロップレット」と呼ぶのです。少しかわいらしい感じがしないでもないですが、感染症ではコワイものなのです!

droplet だけでも良いのですが、さらに詳しく表記する場合もあります。

 respiratory droplet  呼吸器系の飛まつ

 airborne droplet  
空中飛沫

airborne などに見られる
 -borne 
の詳しい使い方については、以前に当ブログでご紹介しています。



 ツイートのポイント 

For those who don’t seem to understand how a droplet infection is spread ( aka Covid 19) .
飛まつ感染(または新型コロナウイルス感染症として知られている)がどのように広がるかを理解していないと思われる人たちへ。

 aka  = also known as
 また~としても知られている

Hope this helps you understand why a mask helps.
これを見て、なぜマスクが役立つか理解することを願っています。



コロナの感染防止には、距離を空ければいいのか、飛まつ防止にマスクが有効なのか、諸説があるようです。

具体的には、満員電車は危険なのか、マスクをして話さないからあまり心配はないのか、というあたりにみなさんの関心が集まっています。

できればそういう環境も改善できればそれに越したことはないのですが、東京の通勤者を減らすのは都庁や内閣の力をもってしても無理でしょう。