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heatstroke - 熱中症にご注意を

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ようやく梅雨が明けたかと思えば、イッキに暑くなってきました!まさに「熱中症」の季節ですね。


 heatstroke 
熱射病
(広く「熱中症」として使われる)


英語で熱中症というとき、以前から気になっていることがあるのでご紹介したいと思います。

heatstroke は、日本の英文メディアが「熱中症」に対して好んで使っている英語なのですが、
これは緊急処置を要する深刻な場合で、最悪「死に至る危険」を伴う重度の熱中症です。

熱中症の分類は ⇒ 
こちら

一般に、ニュースで注意を呼び掛けているのは、必ずしもIII度(重症)のものではないかもしれません。
そうした「熱中症」は英語では

 heat exhaustion  熱疲労

を使うのが自然です。

この場合の exhaustion は上記の分類ではII度(中等症)に相当するようです。

なお、I度の heat syncope 「熱失神」heat cramps 「熱痙攣」は、一般記事ではあまり見かけません。

In the U.S. we differentiate between heatstroke and heat exhaustion. The former is deadly and requires emergency action.
アメリカでは、heatstroke とheat exhaustionを区別します。前者は死に至る危険があり、緊急処置を必要とします。


細かいことを言わなければ、一般には heatstroke で良いのかもしれませんが、症状の重度や緊急性の違いによって名称がいくつかあることを覚えていただきたいと思います。

今年はマスクをしつつ熱中症予防で大変な夏ですが、がんばって乗り越えましょう!

face mask for eating - 「食事用マスク」が登場?

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食事のときはマスクは外すもの。このコロナ禍を受けて、そんな常識を覆す試みが始まっています!

飲食業界はホント大変です。休業要請もありましたし、解除後の客足も以前のようには戻っていません。

そこでサイゼリヤがこのように手軽に使えるものを考案しました。


 face mask for eating 
食事用マスク


今までになかった概念なので、決まった英訳はありません。説明的に書けば
 face mask  マスク
(私たちがふつう想像する、花粉症やウイルス防止用マスク)

「食事のための」ですから、そこに for eating を加えます。for eating and drinking でもいいでしょう。

あるいは、説明の仕方を変えて、
eating with a face mask on
マスクをして食事をする
としてもよいでしょう。

with + A + 補語で、付帯状況を表す副詞句ですね。ここでは on「身に着けた状態で」が補語になります。

サイゼリヤの「食事用マスク」とは、実際にはこのようなものです。



 記事のポイント 

Japanese restaurant chain operator Saizeriya Co. has “developed” a face mask for use when eating and drinking, possibly a boon to eateries around the world hit hard by social distancing necessitated by the coronavirus.

日本のレストランチェーンを運営するサイゼリヤが、飲食のさいに使うマスクを「開発」した。コロナウイルスによるソーシャルディスタンスの必要性によって大きな打撃を受けている世界中の飲食店にとっては、朗報となるかもしれない。

 boon  恩恵・朗報



この解説動画でもわかるように、どこまで快適に食事ができるかは、疑問が残りますね。

ただ、今みんながつけているマスクも「エチケット」的な意味がほとんどでしょうから、飲食店ではこれをつけて「周りに気を使っていますよ」というアピールにはなるでしょう。


nominee - 接尾辞 -ee は「~される人」

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日米の安全保障で、アメリカがさらなる負担を日本に求めています!

次期駐日大使に指名されたケネス・ワインスタイン氏は、日本にはこれまで以上の責任を負ってもらうことを促すと述べています。

今回はこの nominee などに見られる、接尾辞 -ee の使い方を見ていきましょう。


 nominee 
指名された人、推薦された人


もうお分かりかと思いますが、接尾辞 -ee は、語尾に加えることで「~される人」という意味を作ります

 employee  従業員
employ が「雇う」ですから、「雇われる人」です。

 trainee  訓練生・研修生
train が「訓練する」なので、「訓練生・研修生」です。

 refugee  難民・避難者
refuge には動詞で「かくまう」という意味があるので、「庇護を受ける人・難民・避難者」です。

 examinee  受験者・被験者
examine が「試験する・検査する」なので、「受検者・被験者」です。

 interviewee  インタビューを受ける人
interview が「インタビューする」なので、「インタビューを受ける人」です。

このように、身近な単語の中にも -ee の形をとるものが多いことに気づいていただけたでしょうか。



 記事のポイント 

The nominee for U.S. ambassador to Japan, Kenneth Weinstein, said Wednesday that Washington will ask Tokyo to assume a larger role in its alliance in order to counter China’s growing influence in the region.

駐日米大使に指名されたケネス・ワインスタイン氏が水曜日述べたところによると、アジアにおける中国の影響力に対抗するために、アメリカは日本に対して、同盟関係におけるより大きな役割を担うよう求めるということだ。

 assume  (役割などを)担う
 counter  対抗する



ワインスタイン氏の発言は、今後の在日米軍の駐留経費負担、いわゆる「思いやり予算」に大きく影響するかもしれません。ただ、氏はトランプ大統領に任用された人物なので、大統領選挙の結果次第で方向性が変わることも考えられます。

power - なかなか手強い「電気」の英語

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今回は「電気」の話題です。

再生可能エネルギーの導入拡大を加速させるために、再生エネルギーがより有利な形で送電線に接続できるように、経産省がルールの見直しをするというニュースです。

「電気」や「電力」にあたる英語表現は、ストレートな訳語の electricity だけではなく、実は奥が深いのです。今回はそんな例を見ていきましょう。


 power 
電力


power は「電力」一般として、幅広く使える単語です。簡単ですね。

Kansai Electric Power Co. 関西電力
power transmission line  送電線
power outage 
停電

比較的に私たちの語感とマッチしているので簡単ですね。



では、これはどうでしょうか?とらえどころの難しい単語です。

 utility  電気・ガス・水道

本来の utility の意味に「有益性」「実用性」があることから、人に役立つものとしての「電気・ガス・水道」を指すのです!

電気やガスそのものを指すこともあれば、この分野の「公共事業」や「事業会社」という意味にもなります。

実際は、次のような表現の中で使われることが多いと思います。

utility company (電気・ガスなどの)事業会社

電気やガスなどに特定したい場合は、こうすれば誤解ありません。

power utility company 電力会社
gas utility company ガス会社
water utility company 
水道会社

最後ですが、なかなかピンと来ないちょっと変わった使い方もあります。

utility gas 都市ガス
utility pole 電柱
utility bill 公共料金の請求書



「そこの電柱を右に曲がって....」などと説明したいけれど、「電柱」を説明できなかったことはありませんか?

用例を挙げただけではなかなか記憶に浸透しないと思いますが、utility と聞いたら「電気・ガス・水道」を思い出してみてください。ではでは~

non-support - 62%が内閣不支持

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このコロナ禍の下で、日本にリーダーは存在するのでしょうか?

JNNによる最新の世論調査では、内閣府支持率が62%と、支持の35%を大きく上回りました。

アベノマスクからGoToまで、国民の共感を得られない政策ばかりを繰り返している安倍政権ですが、全国的に感染者数が増える中で記者会見もなく、総理は夏休みモードなのでしょうか?


 non-support 
不支持


今回は、世論調査に関する基本的な英語表現を見ておきましょう。

 support  支持
 non-support  不支持 

これは簡単ですね。 support は「支える」ことですから、そのまま「支持」になります。反義語は、否定の接頭辞 non- を組み合わせて non-support 「不支持」です。ハイフンをつけない形の nonsupport も存在します。

 approval  支持
 disapproval  不支持

別の単語を使った「支持・不支持」です。approval には「承認」の意味があります。国民に承認されているかどうか、という意味合いですね。反義語は、接頭辞 dis- を使った disapproval になります。

次に、「支持率」のように、「割合・率」を加えたい場合は、次のようにします。

 support rate (rating)  支持率
 disapproval rate (rating)  不支持率

rate または rating を加えます。



ところで、「世論調査」にはどのような英語を使うのでしょうか?

 public opinion survey  や
 public opinion poll  といいます。

 survey  調査
 poll  投票

という意味がありますが、世論調査のアンケートという意味でも使われるのです。

ちなみに、カタカナ語でいう「アンケート」は、英語では使いません。

  enquete (仏語)アンケート
  survey / poll 

 questionnaire  アンケート・質問

これはギリ使いますが、具体的な質問項目の意味であって、世論調査全体を指すものとしては使いません。



多くの日本国民は、リーダーの不在に失望しています。安倍さん個人がどうというのではなく、首相が国難に際して自ら旗を振って国民を導くリーダーシップを見せないことに失望しているのです。

政権はこの62%の不支持率を真摯に受け止めていただきたいと思います。